キャンプに行く予定で休みを入れていたのだが、悪天候のため中止に。
ぽっかり空いた休日がどうやら快晴らしいとわかり、どこか行けないかと考えたのがこちら。
今年は雪の山を歩いていなかったので、標高1000メートル以上で雪が残っていて、自家用車のアプローチが出来るところ…。
まさにうってつけ。
少し早めに自宅を出たにも関わらず朝の中央道は事故渋滞。上野原インターから都民の森駐車場に着いたのは9時を過ぎていた。
支度を整え歩き始める。
しっかり除雪され、駐車場周辺は歩きやすくなっていたが、いざハイキングコースに入るとこの状態。ワクワクする!
ハイカーが歩く人気のコースは、鞘口峠から山頂、そして三頭大滝に向けて沢を下るコースだと思うが、私は鞘口峠から里山の路(右手の砥山)を登り、山頂、避難小屋を越えて大沢山から大滝へ向けて下山する大回りルートを歩こうと思って、踏み跡が残る里山の路に進んだ。
3年前の秋に来た時(https://jzm02454.hatenablog.com/entry/2021/12/06/180715)はこの路が整備中だったので、立ち入るのはかなり久しぶり。ツヅラの斜面に残る足跡を辿りながら登る。
これがキツイのなんの!
膝を上げながら歩くからかな?
途中、ウェアリングの調整や、帽子、サングラスを取ったりして何度も立ち止まり、
10時20分砥山山頂到着。樹々の隙間から眺望が少しあったが、休まずにそのまま里山の路を鞘口峠へ向かって下りていく。
南側の日当たりの良いところはすっかり春の道だが、
ひとたび斜面に入るとまだまだ残雪。
前日降った雨は、この山でも雪になることはなく、雪の表面が凍ってパリパリと音がした。
11時鞘口峠到着。
疲労が大きかったので、この山の登山道ではなく、緩やかな【ブナの路】を進む。
この路は流石にたくさん歩かれているだけあって足跡というよりは雪が踏み固められて凍っていたのでアイゼンを装着する。
しかし、日当たりの良いところに出るとこんな感じ。
外すのか面倒なのでそのまま歩く。
思い出深い休憩舎に到着したのは11時53時分。
おかしいな、もうとっくに山頂に着いている予定だったのに。
地図を見てもまだまだ山頂は先。
歩いている途中で正午のチャイムを聞き、
11時23分三頭山東峰の展望デッキに到着。
空腹だったのて日当たりが良く暖かいこの場所でお昼ご飯をいただく。
15分ほど休み、先へ。
なお、サングラスをかけたままオートシャッターで撮影していたところ、ご覧のように白飛びした写真となってしまったことは残念である。
東峰から中央峰はすぐ隣にあるが、一番眺望がひらけている西峰は少し離れている。
11時55分西峰到着。
素晴らしい眺望が広がっていた。
スマホでも撮影していてよかった(笑)
2組のグループがお昼休憩を楽しんでいたが、私は景色を堪能したあと先へ。
しかし、あまりの疲労度のため、大沢山には行かず、沢沿いに大滝へ向かって下ることにした。
こちらの道も、雪と土が交互に現れ、アイゼンがドロドロになった。
しばらくすると岩の露出が顕著になったので、ここらでアイゼンを外すか…と身軽になったら
そこから長〜く谷間の残雪エリアへ突入(笑)
なんとか歩ける斜度だったのでへっぴり腰で歩いていたが、ちょっと急になったところでスッテン!
お?
そのまま滑り台のようにシリセードして斜面をやり過ごし、
その後もちょっと急かな、と思うところでシリセード作戦を敢行(笑)し、
13時56分三頭大橋に無事下山。
駐車場から大滝までのセラピーロードはしっかり除雪されていた。
14時22分駐車場到着。
思いの外疲れた残雪の三頭山であった。
疲れた体と、シリセードで冷たくなったお尻を温めるべく、数馬の湯へ。
自家用車バンザイ(笑)
ゆっくり体をほぐして帰宅の途に着いたのだが、帰りも事故渋滞💦
マニュアル車のため、時折ふくらはぎが攣りそうになりながらなんとか帰宅出来たのであった。