モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2019.11.20大山

あなたのホームマウンテンは?と聞かれたら私はここと答える。

 

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私の登山人生はこの山から始まった。

初めて登った時の汗の量と筋肉痛の痛さは忘れられない。

 

子供たちがまだ義務教育だったころは、送り出してから出発しても間に合う自宅からの距離と登山の時間もちょうど良かった。

 

体のコンディションが悪いと、途端にキツく感じる登山道。

そんなマイホームマウンテンに、約2年振りに登って来た。

 

いつもは電車とバスで出かけるが、今回は車でアプローチ。

自宅を7時半ころ出発し、途中高速の出口を間違えて平塚まで行ってしまう回り道をしながらも9時半ころに大山ケーブル駅付近の民間の駐車場に到着することがてきた。

季節は紅葉真っ盛り。

平日とはいえ、第二市営駐車場(一番近いところ)は満車、路線バスからも続々と登山者や観光客が降りてくる。

 

すみやかに支度をすませ、9時40分スタート。

 

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迷わず女坂を登っていく。

このあたりは紅葉はまだのよう。

 

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ここから約20分で大山寺。

 

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この階段は夜期間限定でライトアップをされている。

ケーブルが停まることもあり、観光客で賑やかだ。

お参りして先へ。

丁寧に作られた石段が、歩きやすくもあり、キツくもあり。

 

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一緒になった外国の若者たちと抜きつ抜かれつしながら

10時30分大山阿武利神社下社に到着。

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こちらも平日の割に賑わっている。

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この季節だけ振る舞われているもみじ汁(豚汁)をいただき、しばらく休憩。(200円💦)

 

体が冷えて来たので、神社の中にある龍神の水を頂戴して、

山頂を目指すことに。

 

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下社のあたりが一番見頃だった。

 

登り口…と向かうと、

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安全祈願と称した御祓箱が。

まあ、入山料と思ってお守りを購入。

いつからこのシステムになったのかなー。

 

 

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お正月を見越して階段手すりの修復工事中。

さあ、ここからが本番。

すでに下社まででも結構疲れている(^^;;

 

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この登山道はアップダウンではなく、アップがずーっと続くので、

怠けた今の自分には本当に堪えた。

数メートルおきに置かれた○丁目の目印をカウントしながら、

記憶にある“夫婦杉”とか“天狗の穴あけ岩”とかをまだかまだかと探す。

 

そうこうしていると11時25分16丁目の追分に到着。

 

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ここから山頂まで40分、とあるので、頑張れば12時ちょうどくらいに辿り着けるかなーと思ったけれど、

いかんせん体が重かった(^^;;

 

 

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富士山にも会えず、

 

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あれ?山頂まで200メートルじゃなかったっけ?なんて思いながら、

 

12時07分、山頂到着。

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水曜日なのに(!)山頂の売店は営業をしていた。

それくらい多くの登山者が山頂の至る所でランチを楽しんていた。

 

私も、一段下がった場所のベンチで、リゾットランチ。

1200メートルを超えると流石にダウンジャケットは欠かせない。

 

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熱々ではないが、温かいものをすぐいただけるのはありがたい。

 

しかし、容量が少なく、すぐに平らげてしまった。

 

別に急いでいるわけではなかったが、長居をする理由もなかったので、

20分ほどで休憩を切り上げ、下山を開始する。

 

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山頂付近はすっかり落葉し、登山道の見晴らしがとても良かった。

 

見晴台までのこの道も、木で区切られた階段が延々と続き、

登るのは辛そうだ。

 

私はまた違和感の出てきた右膝をいたわりながら

13時40分、見晴台に到着。

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雨降山と異名を持つ大山の山陵が、くっきり。

珍しいことだ。

そのまま先へ進む。

 

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下社までのこの道は、散々警告されているにもかかわらず事故が絶えないためか、

歩くたびにガードが強固になっていく。

でも心強いのは確か。

 

約20分で下社下に到着し、そのまま女坂を下る。

ほぼ石段で作られた女坂を慎重に足を運ぶ。

 

14時20分、無事駐車場まで戻ることが出来た。

 

さて、この後せっかく車なのでどこかお風呂にでも寄って行こうかと思っていたのだが、

 

帰りの東名高速の渋滞を考えてまっすぐ帰宅することに。

その甲斐あって渋滞に巻き込まれることなく、4時半には自宅近くのスーパーて買い物をすることが出来た。

ちなみに久しぶりの大山は、私の伸びきったテングっ鼻をポッキリと折られてしまう厳しい登山だった。

初めて登った時のように、その後3日ほど筋肉痛が引かなかった。