1月の登山は寺社仏閣のあるところをまわりたくなる性分である。
子年の今回は新年会続きでお疲れ気味の茨城の友人と軽く歩いて汗を流せるコースを歩いてきた。
前回の大岳山登山で愛用のストックの石突きが壊れてしまい、思い切って三つ折りタイプを購入。
今回がデビュー戦。
ストックを使うようなコースではないのだけれど(笑)
スタートは西武線飯能駅からバスに乗って約50分ほどの小殿バス停。
ここはさわらびの湯から少し名郷方面に入ったところ。
竹寺の登山口であるここはバス停にもお手洗いがあって助かる。
準備をしてすぐ先の登山口から山の中へ。
標高が低いとは言え、斜面をガンガン進むと息が上がる。
どんな山だって斜面の歩みに変わりはない。
程なく、竹寺への道標が現れ、私たちは鐘楼を突きに少しだけ回り道。
これはどういう現象なのだろう?
もしかして熊?
ここを過ぎると
立派な鐘つき堂。
気兼ねなく思い切りつかせていただきました。
スタートから約1時間。
竹寺に到着。鐘を着いたので上から見下ろす形になった。
観光地化されたお寺が増える中、山寺らしくひっそりと生えた苔の緑色が映える茅葺屋根を見ていると、
これこそ時間の流れの豊かさを感じずにはいられない。
…かと思いきや、
この本殿は火災に遭い平成15年に再建されたそうな(^^;;
ここへは車でも来られるので、軽装の方々も参拝していた。
さて、私たちは先へ。
竹寺から子ノ権現までは約1.8キロ。
初めて歩く道なので一層慎重に。
このあたりから、ゴーンゴーンという鐘の音が絶えず聞こえていた。
子ノ権現でも鐘がつけるらしかったが、そこだろうか。
秩父らしい木の根が芸術的に露出した斜面をいくつか登り下りし、
11時30分子ノ権現到着。
今日は異常なほど混んでいる。
こんなに賑わっているのは初めて。
どうやら、西武電鉄のハイキングイベントが開催されていたらしい。
そのハイカーたちがひっきりなしにつくので、
絶え間なく鐘の音が響いていたのだ。
私たちも本殿裏手にある鐘楼に登った。
気持ちよくつかせていただき、
その近くでランチとする。
もちろんカップラーメン(^^)
今日あたりはうどんが有名な浅見茶屋も混雑しているだろうな。
ゆっくりとお腹を満たして下山する。
今日は吾野駅方面に下り、奥武蔵休暇村の日帰り入浴を利用する予定。
よく踏まれた道をぐんぐん下る。
ここで交通量の多い国道に出て20分ほど西吾野駅方面に歩くと
奥武蔵休暇村に到着。
2018年にリニューアルオープンした施設はすべて新しくて気持ちよく、
のんびりと汗(そんなにかいてないけど(笑))を流すことができた。
ここは西吾野駅まで無料送迎バスも用意されており、今後この地区の山歩きに大いに活躍してくれそうだ。
帰りも飯能駅から特急ラビューに乗り楽しく宴会出来たのは言わずもがな(^^)