モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

六甲山縦走②馬の背から菊水山

前半のハイライトのひとつ、馬の背をクリアし、東山という小さなピークもスルーして住宅地へ下山する。

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天気に恵まれ、神戸の景色を堪能しながら、いつもの山行ならここでランチをとって終了、といったところだが、

 

なんと、まだ約8キロほどしか歩いていない。

今日は何キロ歩く予定だっけ?

そう、まだ19キロ残っているのだ。

 

19キロ?😳

 

時刻は11時30分。多少日没を過ぎるとは言え、大丈夫だろうか?

小指の痛みがなんとも治まらず、下りで踏ん張れないことも加わって不安が押し寄せる。

 

そんなことを考えながら、高取山登山口を探して住宅地を歩く。

 


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途中にある妙法寺

ここで水を1本飲みきり、この先のことを考え自販機で追加購入する。

親切な案内版に導かれ、高取山へと取り付く。

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裏山らしく穏やかな山道。

しかし、そろそろ10キロを超えたか、靴の中のコンディションが悪くなっていき、疲労を感じる。

 

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約25分ほど歩くと、荒熊神社に到着。f:id:jzm02454:20210417172949j:image

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余裕があったわけではないが、お参りして御朱印を頂く。

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さらにその隣の高取神社へ。

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山頂はこのお社より上?にあったらしいが、そこまでは行かず、

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お参りをして御朱印をいただき、先にあるらしい広場?で休憩を取ることに。

 

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餃子が名物らしい月見茶屋。

しかし営業しているような感じはしない。

その向かいに古びた遊具のある公園があり、ここかな?と思って、背板の抜けた長ベンチに腰を下ろして2個目のおにぎりを頬ばる。

時刻はすでに午後1時30分を回っていた。

 

思った以上に時間がかかり、本日のゴールに辿りつけないのでは?と本格的に不安になって来た。

地図を広げ確認する。

ヤマレコで参考にした人は健脚だったのかな、と自分の力不足を反省。

公園の小さなトイレで用を済ませて先を急ぐ。するとすぐに広場が(笑)

こちらの方がトイレもキレイそうだった。

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悩んでいるヒマはない。

20分ほど山道を下り街へ出る。

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ここから鵯越(ひよどりごえ)駅まで住宅地を4キロほど歩き、次の目標菊水山を目指す。

道に迷う人もいるそうなので、電柱に付けられた案内版と地図を見比べながら歩く。

小指が当たって普通に歩くのもきつい。

 

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迷路のような住宅地を30分ほど歩き、駅に着いたのは午後2時26分だった。

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しかし菊水山登山口はまだまだ先だった。

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神戸電鉄有馬線。結構本数あるみたい。

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菊水山の登山口、というのがどこなのかわからないまま、緩やかな斜面を50分ほど歩き、

菊水山休憩所?というところにたどり着いた。

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午後3時を回り、まだまだピークをいくつも残して不安は募るばかりだったが、ここに来てのこの山が残り少ない体力を激しく奪うきびしさだった。

 

 

→続く