トレーニング登山第3弾。
茨城の友人が休みだと言うので、去年春先に2人でアタックして撤退した山梨にあるこちらの山のリベンジに挑戦。
中央線沿線にあるこの山は、笹子駅から周回するコースがメジャーのようだが、
前回のリベンジということもあり、都留インターから宝鉱山に向けて車を走らせた。
途中コンビニに寄ったりして駐車場に着いたのはちょうど8時ころ。
3台ほど先客がいて、そのうちの1グループは三つ峠方面に歩いていった。
見過ごしそうな登山口から山に入る。
すぐにつづらの斜面が始まる。
一本目の送電塔は歩いて15分くらいで通過する。
しばらく続く樹林帯。ただし、2本目の送電塔までは管理のための樹脂ステップが整備されている。
前回の積雪時にはだいぶ助けられた。
歩き始めて40分ほどで2本目の送電塔到着。
手頃に切られた切り株に腰をかけ休憩。
いただきものの小さな羊羹を補給。
すると友人も羊羹を持って来ていた。
「山でしか食べられないもんねー(笑)」
樹林帯の斜面はその後も続く。
唯一印象的だったのがこの枯れた熊笹エリア。
あまり人が通らないコースのようだったが、登山道はよく整備されていた。
斜度が上がってくると、つづらになっていても足元が滑るような感じになってきた。
歩き始めて2時間が過ぎた頃、前回の撤退場所からかさ岩に到着。
前回は、登山道が雪に覆われ、地図を見ても進路が分からず時間もかかっていたので撤退したのだった。
その大きさを忍ばせる古い切り株の左に登山道が延びていた。
やっぱり前回行ったのは正しかったんだな。
しかし、雪が深く、踏み跡もなく、足を滑らせたら危険な斜面だったから、撤退は正解だったと思う。
さて、無雪期だと登山道がちゃんと見分けられる斜面を進んでいく。
思ったよりも平行移動の距離が長かった。
尾根筋に着き、登山道はさらに上に向かって延びている。
見上げるとアゴの下が全部伸びるくらいに急な斜面。
間伐もされ、ルートもついているが登山者が少ないのは、上級者コースとされるこの急登のせいでもあるのだろう、と思う。
稜線に着き、あとは緩やかな斜面を山頂を探しながら進む。
森の深さを感じる道だ。
人の声が聞こえて来た、と思ったら
11時30分山頂到着。
狭い山頂には先に休んでいたグループと、中央線方面から登って来たグループと、続々と人が集まって来た。
残念ながら富士山も雲に隠れていたので、私たちは山の名前に似たお菓子と記念写真を何枚か撮って下山することにした。
虫も多かったし。
山頂直下の緩やかな場所で休憩。
友達が買ってきたきゅうりの浅漬けがべらぼうに美味かつた
そして、ピストンで下山する。
下山もまあまあスリリング。
山あるある、の埋められていたものが露出した古い瓶。
斜度が急なため下山もすんなりとはいかなかったせいか、下りばかりでもなかなかの時間がかかり、13時30分、やっと2本目の送電塔に到着。
ここまで来ればあとは管理用のラバーステップもあるし、一安心。
休憩を取り、備える。
14時20分、駐車場到着。
なんとか山頂を攻め、降りて来ることが出来た。
リベンジ達成(笑)
梅雨のこの時期の蒸し暑さでボロボロな体を、都留市駅前の日帰り温泉“より道の湯”でさっぱり流し、気持ちよく帰宅したのであった。