モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2021.8.21-22薬師岳テント泊③

初日のうちに薬師岳山頂へ行くことができ、達成感で満たされていた私。

くつろぐ服装に着替え、夕飯にしようと思ったが、残念ながら風が強く、とても夕飯を楽しむ環境ではなかったので、

テントの前室で祝杯をあげることに。

 

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管理小屋でビールは買えなかったが、ストロングゼロを担いで来てよかった(笑)

軽量化のため、今回もアルコールバーナーを持参したのだが、

強風には全然向かないことがわかった。

テントに炎が燃え移ってしまうのではないか、とヒヤヒヤしながらも、夕飯を食べて体も温まり、

そのままシュラフへと潜り込んだ。

 

夜中何度もパラパラとテントを叩く雨音がしたので覚悟を決めて洗面に行く。

ご覧のような空模様。
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朝ごはんはいつものように菓子パン。

美味しい水で流し込んで、帰り支度をする。

雨音を聞いているとどうやら周期があるようだ。

タイミングを見計らい、雨が上がっている間にテントを畳むことが出来た。

 

6時25分テント場を後にする。

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約20分ほどで太郎平小屋に到着。

ここで山バッヂを購入。
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6時55分、ガスの中折立に向けて下山開始。


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登りが得意な人と下りが得意な人がいるが、

私は断然下山派。

むしろ登りは嫌い(笑)

ピストン、ということもあり、心に余裕を感じながら緩やかな坂道を歩く。

すると標高も下がったからか、気がつくと
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空が明るくなっていた。
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着込んだカッパを脱ぎ、写真を撮ってみる。
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休憩の回数も断然少なく、

9時10分、気が付いたら青淵三角点ベンチに到着していた。

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そこで菓子パンの残りを頬張る。

また雲の中に入ってしまったようだ。

 

休憩もそこそこに、最後の急坂を下る。

登りで撮れなかったアラレちゃん。
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10時40分、登山口到着。バスの時間に余裕持って間に合うことが出来た。
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カッパを着替え、バスが到着するまで残りの菓子パンを食べて待つ。

(やっと食べ切った(笑))

 

バスに乗り、有峰林道を進むとすぐ、野生の子熊が2頭木の上にいるのが見えた。

昨年、駐車場の車を荒らしたりして注意喚起されていただけあり、今年も熊は結構頻繁に現れるようだ。

 

帰りは入浴施設にてお風呂に入ることが出来た。

ちょうどその頃、雨が強く降り出し、写真を撮ることが出来なかったのが悔やまれる。

 

テント泊装備を背負っての、長距離歩行はかなり堪えたが、行きたかった山に登頂することができて大変満足している。

そして、「もう登らない」と思うほど疲労していても、すぐに忘れてまた行きたくなってしまうのだ。