1年前の今日、登ったのは安曇野にある桜の名所、光城山。
今年は雪も多く降り、桜の蕾はまだ硬いらしい。
今年も友人たちと休みを合わせたこの日、ほかに桜の見られる山はないかな、と探して見つけたのが東秩父にある虎山だった。
SNSにはコスプレイヤーの幻想的な写真が溢れていた。(聖地らしい)
砕石場跡地である虎山を含めたトレックができないものかと私は頭を悩ませた。
今日の行程について相談。
このエリアはとにかくバスの便が少ないのがネック。
私は先に虎山で桜を愛でてから、小川町方面に歩いて戻る、というプラン(途中でバスに乗る)を考えていた。
しかし。
「桜は最後にして花見を楽しみたい」という仲間の一声で逆方向へと計画変更。
東秩父村役場のバス停から臼入山(山と高原地図には細窪山)に登り、落合登山口に下山し虎山へ、というルートとなった。
地図を見ながら登山口の奥沢神社を探すとすぐ見つかった。
8時50分登山開始。
古い石段を登って早速息ぐ上がる(笑)
本日の無事下山をお参りして先へ。
標高500メートルに満たない低山らしく、樹林帯の登山道。
しかしにぎやかな鳥のさえずりと時折体を撫でる風の心地よさは、この時期ならでは。
道の真ん中にタケノコ。
約30分ほど歩いて奥の院のような祠に到着。
周囲は野生のミツバツツジが群生していた。
一息ついて先へ。
マイナーな里山だが、登山道は明瞭だ。
さらに15分ほどで今日の最高地点臼入山登頂。
北西側の見晴らしは良い。
軽く喉を潤して、落合登山口方面へ向けて下山を開始。
ここからは私の15年版地図では破線ルートになっているので慎重に。
途中にあった映える岩(笑)にて写真タイム。
山頂から20分ほど下ると三郡境というポイントが。
甲武信岳みたいな?(笑)
ここは山城でもあったようで、しばらく下ると石垣が現れた。
その石垣は一度なくなり、また低い場所まで下りると現れたりした。
里山にありがちな、ちょっと道が分かりづらくなる樹林帯。
踏み跡と地図を慎重に見比べながら進む。
下山を始めて約1時間。
10時40分無事にバス通りまで辿り着くことが出来た。
下山地点にもあった坂本神社でお礼の手を合わせる。
友人はその鳥居の近くの草むらから古い硬貨を拾った。
ここから虎山まで約10分ほど。
途中の落合バス停でお手洗い休憩をし、本日のメインイベント、虎山へ向かって進む。
しかし。
入口らしいところにはロープが張られ、またいで入ろうとしたハイカーがオーナーらしき男性に恫喝されていた。
なんと。
ここは私有地で、桜の咲く一時期だけ一般開放しているそうで、
それが昨日の日曜日までだったそうなのだ⤵︎
残念。
まだあと1週間くらい咲いてると思うんだけど💦
ま、中には入らなかったものの、
道路の反対側の敷地をお借りして(勝手にすみません)
とりあえず担いできたシュワシュワで乾杯。
でもまあまあご機嫌な桜を楽しみながら、12時50分のバスまで春の名残を楽しんだのであった。
(そのあと小川町駅近くのお湯屋でハメを外したのは内緒の話(笑))