筑波連山の一つの低山。
ゴールデンウィークの日曜日、混雑が予想される近県の山の中で、少しでもスムーズな登山がしたい、と思って選んだのがこちら。
始発にて牛久駅に集合し、拾ってもらう。
いつも筑波山へ行くルートを途中までたどり、さらに先へ。
8時55分支度を整えて歩き始める。
車は加波山神社の駐車場に停めさせてもらった。
煌びやかな神社は帰りに寄ることにして外から手を合わせる。
今日は昼過ぎから雨の予報。
しばらく舗装路が続く。
約20分ほど歩いたところにも駐車スペースがあった。
次はここまで来よう(笑)
反対側には謎の宗教施設の廃墟。
この先もまだ舗装路が続くのは、ここが採掘されている山であるからのようだ。
大きな採掘場を過ぎると9時55分登山口到着。
ここからは歴史を感じる山道となる。
どんよりとした空模様が、山深い道をさらに暗くして、霊感ゼロの私でも何か気配みたいなものを感じる(気がする)
沢沿いの道を歩いていると、7合目渡渉ポイントに出た。
そこはサンショウウオがいるらしい。つまりキレイな水ということだ。
今もいるのだろうか。
8合目を過ぎると整備された登山道となってきた。
途中、また林道をまたぎ、
石に刻まれた道標に導かれ
10時28分加波山神社到着。
しかし、ここまでは車で来ることもできるらしく、反対側(石岡側?)には2〜3台停められそうなスペースがあった。
神社の職員の方用かな。
お社の柱に落書きされているのが残念だが、雅な神社だ。
手を合わせ先へ進む。
ここからはアップダウンが続くようだ。
次々と祠が現れる。
どれも“加波山神社”と名付けられており、よくわからない(笑)
一つ“たばこ神社”というのがあったけど。
最後の祠がどうやら最高地点らしい。
10時55分到着。
山頂標は見つけられなかったが、大きな岩があって厳かな雰囲気だった。
エナジーを取り込む(笑)
ルートはここで下山の方向を指していた。
山頂直下は大きな石に刻まれた碑がいくつも並んでいたりしたが、
下山路は再び樹林の中を黙々と下った。
山頂で休憩しなかったのでどこかいい場所ないかな、と思っていると
ちょうど林道に出たのでここで補給休憩。
特に眺望はないが石のベンチがちょうどよかった。
休憩を終え、下山を再開する。
もうあとはケガなく帰るのみ。
時折滑りやすそうな場所に遭遇するも、慎重に進む。
12時20分、謎の宗教施設の廃墟に下山。
ここが参道だったようだ。
標高差は600メートルほどだが歩きごたえがあり歴史を感じる面白い山だった。
またいいお山に出会ってしまった。
駐車場までの舗装路を下り、建て替えられて新しい神社にお参りし、
駐車場に戻ったところでポツポツと雨が。
素晴らしいタイミングに感激しながら、筑波に来るとおなじみの【あけの元気館】にて汗を流して帰路に着いたのであった。