モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2022.7.24富士山富士宮コース

 

登山を始めるきっかけは富士登山

それ以来毎年登ることを目標にしている。

今年、6年ぶりとなる友人と、学生時代ぶりという友人を誘い3年ぶりにチャレンジしたのはこのコース。

 

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前夜終電近くに東京駅に集合し、夜の東名高速を駆け抜け水ケ塚駐車場に到着したのは2時頃。

シャトルバスの時間を確認し、仮眠をとる。

 

空が明るくなり、タクシー乗り場に登山者が並び始めた4時半、タイマーが鳴り準備を始める。

まずは体温を測る。そしてチケット売り場に並ぶ。

愛用の椅子が富士登山では役に立つのだ。

 

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好天予報の日曜日。シャトルバスは混むに違いないと思い、5時くらいからチケットの列に並んだところ、行列はどんどん伸びていった。

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功を奏してシャトルバス1台目に乗車。

富士スバルラインをクネクネと登り、

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6時35分新5号目に到着。

ここは、昨年秋に火の不始末からお土産屋さんが焼失してしまったところ。

今シーズンはロータリー内に休憩所や売店、簡易トイレが設置され、そのプレハブの中で高度順応のため時間調整。

 

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今日は久しぶりの友人がいたのでしっかり高度にならし、1時間後の7時30分、登山をスタート。

 

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いやー!いい天気!

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火山特有のガレ場をゆっくりと進む。

7時57分6合目通過。

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本当にいい天気!

8時46分新7合目到着。

しっかり補給タイム。

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この辺りは約1時間おきに山小屋が現れるので、必ず休むようにする。

 

ここから元祖7合目までは斜度のあるガレ場で歩きづらかった。


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9時53分元祖7合目到着。

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小屋の前は大賑わい。
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この辺りから30年ぶりの友人のペースが落ち始める。

頭痛や吐き気はないがとにかく眠いという。

深呼吸を促し、ゆっくり目に歩く。

 

次の小屋までの間に一度休憩を入れる。

ペースが落ちた彼女は本来だと体力持久力のある人だったので、ここでのペースダウンは予想外だった。

 

腰をおろすたびに目をつぶり寝入ってしまう。

 

もしかしたら山頂まで行けないかもしれない…と思い始めた。

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途中一度休憩を入れ、10時52分8合目到着。

 

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ここに至っても頭痛と吐き気は無いというので、本人の意思により先へ進む。

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標高は3200メートルを越え、いくらか涼しくなっていた。

 

12時、9合目到着。

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予定では、この時間には山頂に着いていると思っていた。

しかし彼女はギブアップすることなく歩みを進めた。

 

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12時58分9合5勺到着。

ここまで来たらぜひ山頂は踏んでもらいたかった。

 

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ここから気合いで

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13時50分富士宮コース頂上到着!
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いやー、よく頑張った!

神社の前は大勢の登山者で賑わっていたので、

少し先に進んで火口が見られるところまで出た。

 

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火口の迫力に、眠さも忘れて写真を撮る。

剣ヶ峰は写真撮影の列が馬の背まで伸びていたようだった。

 

閉館した頂上富士館の前のベンチで休憩をとる。

売店は吉田口の方へ行かないと無いようだったので、山バッヂは下の山小屋で買うことに。

 

そしてシャトルバス最終便に間に合うように

14時30分下山を開始。

 

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下山も段差のある斜面や、ガレた足元にとても苦戦したが、ペースの落ちた彼女はどうやら覚醒したらしく、快調に高度を下げていく。

 

眠いのも、酸素不足による高山病の症状の一つなのかなあ。

 

長く続くガレ場では、何度も尻もちをつきそうになった。

友人は何度も転んでいた💦

ケガにならないよう注意しながら進む。

 

アプリのコースタイムを見ながら、シャトルバスの最終に間に合うか?ドキドキしながら急ぎ足。

 

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17時50分なんとかバス乗り場に到着することが出来た。

 

すでに1台のバスは補助席までいっぱいだったので、きっと臨時便が出ると思って定刻まで外で靴紐を緩めたり砂埃を払ったりしていると、

案の定2台目のバスに案内され、ゆとりを持って乗車することができたのであった。

 

水ケ塚駐車場に戻り、友人が持って来てくれ富士山で食べる余裕がなかったグレープフルーツのシロップ漬けをいただく。

この爽やかな酸味が堪らない。

 

帰りのお風呂は、一度入ってみたかった東名高速足柄SA併設の“金時湯”にお世話になった。

渋滞が始まり、時間調整をする人たちで賑わっており、お風呂も小さくてカランが4つしかなかったが、

炭酸泉で疲れをゆっくりほぐすことが出来た。

 

さらに、足柄SAにある大好きなラーメン屋“森住”で全部乗せラーメンを豪快にいただくと、

渋滞はすっかり解消され、

快調に帰宅することが出来たのであった。

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