モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2022.11.5雨引山

激務に勤しむ仲間の貴重な休日に山へ。

せめていつもよりゆっくりと朝を過ごしてもらいたいと思い、向かったのは彼女の地元に近いこちら。

f:id:jzm02454:20221201171913j:image

とはいえ私はほぼ始発での出発で、

栃木県小山駅を経由し、水戸線岩瀬駅に着いたのは8時13分。

 

f:id:jzm02454:20221130174623j:image

広いロータリーがあるきれいな駅だった。

彼女は水戸方面からそれより少し遅れて到着。

お互い支度を済ませて8時30分歩き始める。

道標は細かく設置され、線路沿いから踏切を渡り、登山口まで迷うことはない。
f:id:jzm02454:20221130174519j:image

 

今回のコースは筑波山塊を岩瀬駅から入って雨引観音までをピストンする予定。

約20分で登山口に到着。

最初に越えるピークは御嶽山という。
f:id:jzm02454:20221130174531j:image

最初から二手に分かれていたが、どうやら水場があるらしいということでそちらに向かうことに。
f:id:jzm02454:20221130174620j:image

5分ほどで東屋のある水場到着。

散歩に来ていた老夫婦はここを“滝”と言っていた。
f:id:jzm02454:20221130174546j:image

軽く喉を潤し、先へ。
f:id:jzm02454:20221130174525j:image

階段などよく整備された里山

10分ほどで稜線にあがり、休憩所があった。

日光方面の見晴らしがよかった。
f:id:jzm02454:20221130174614j:image

そこからすぐ御嶽神社のお社が見え、お参りをする。
f:id:jzm02454:20221130174611j:image

情報どおり、御嶽山の山頂標は見当たらなかった。

稜線を先へ。
f:id:jzm02454:20221130174515j:image

樹林帯の気持ちの良い稜線歩き。


f:id:jzm02454:20221130174555j:image

時折ベンチが設置された広場があり、そこから気持ち良い眺望が見られた。
f:id:jzm02454:20221130174507j:image
f:id:jzm02454:20221130174608j:image


f:id:jzm02454:20221130174454j:image
f:id:jzm02454:20221130174510j:image

手のかかった歩きやすい道を進み、途中NTTの中継所を越えて

長い階段を登り切ると


f:id:jzm02454:20221130174504j:image

 

10時15分雨引山山頂到着。

樹林帯の中、東屋やベンチがたくさん設置された休憩ポイントだ。

筑波山方面だけ、伐採されていた。
f:id:jzm02454:20221130174522j:image
f:id:jzm02454:20221130174513j:image
f:id:jzm02454:20221130174431j:image

さて、お昼ご飯にはまだ早い。

私たちはここから下ったところにある、有名な雨引観音にお参りに行くことにしていた。
f:id:jzm02454:20221130174540j:image

ここまでのラストの階段が思いの外長かっただけに、下って行くのはいささか悔しいが(笑)

道は相変わらず歩きやすく、木の実で滑らないようにしながら快調に標高を落としていく。
f:id:jzm02454:20221130174500j:image
f:id:jzm02454:20221130174626j:image

鐘をつく音や、話し声のざわめきが近づき、10時50分雨引観音到着。

ちょうど七五三の時期で、おめかししたニューファミリーに混じってやや場違いな雰囲気でお参りを済ませる。
f:id:jzm02454:20221130174549j:image
f:id:jzm02454:20221130174447j:image
f:id:jzm02454:20221130174444j:image

境内で飼われている孔雀。
f:id:jzm02454:20221130174434j:image

御朱印をいただくのに30分ほどかかったがほどよい休息になった。
f:id:jzm02454:20221130174543j:image

初めて歩くコースだったので、ここまで来てキツかったら雨引観音からバスで岩瀬駅に戻ってもいいな、とエスケープを考えてはいたが、

おかげさまで全然大丈夫(笑)だったので、

来た道を引き返し山頂へ戻る。
f:id:jzm02454:20221130174617j:image
f:id:jzm02454:20221130174552j:image

ちょうど正午の時報が鳴り、山頂では何人かの人たちがランチを楽しんでいた。
f:id:jzm02454:20221130174534j:image

広いテーブルに相席をお願いし、荷物を下ろす。

今日は冷食のチャーハンと餃子を運び上げ、中華ランチ。
f:id:jzm02454:20221201174646j:image


f:id:jzm02454:20221130174428j:image
f:id:jzm02454:20221130174559j:image

途中、バラバラに座って休憩していた皆さんがみんな同じグループだったことがわかり驚く。

 

ビールも美味しくいただき、13時10分岩瀬駅へ向けて下山を開始する。
f:id:jzm02454:20221130174601j:image
f:id:jzm02454:20221130174605j:image

 

来た道を鼻歌混じりて歩いていると小さな分岐点。

アプリの地図でも通り抜けられそうだ。

慎重に進むと
f:id:jzm02454:20221130174450j:image

採掘場のようだった。

廃墟となった休憩舍もあり、ちょっとしたタイムスリップ気分。
f:id:jzm02454:20221130174537j:image
f:id:jzm02454:20221130174438j:image

f:id:jzm02454:20221201175319j:image

私たちが歩いたのは作業道だったようで、

登りの時に通った涸沢の上部の道のようだった。
f:id:jzm02454:20221130174457j:image

順調に下山し、緊張を解く。

帰りの電車の時間を確認し、駅から近いコンビニに向かう。

近いとはいえ駅から10分くらい歩きそう。

知る人ぞ知るセイコーマートだったので北海道限定サワーを購入し、電車に遅れないよう駅まで早歩き。

無事に乗り込むことができ、ボックス席で乾杯したのであった。


f:id:jzm02454:20221130174441j:image

私はそこから2時間以上かけてトコトコ帰宅したが、友人は日の落ちる前に帰宅できたようで、

 

コンパクトな今回の山行をとても喜んでくれ、私も満足な旅になった。