前日は晩春の雨で、日曜日の登山は断念するしかないかなーと悩んでいたのだが、
どうやら北関東は雨雲が抜けるらしいとの予報を受け、
今年も挑戦したお山はこちら。
朝5時に自宅を出発し、登山口のある中禅寺湖畔の二荒山神社に到着したのは7時ころ。
しかし、現地集合の友人の到着が遅れ、登山開始は8時。
社務所にて500円の入山料を払い、階段から始まる長い行程をスタート。
体にまとわりつくようなミストの中、カッパを着ようか脱ごうか悩むコンディション。
足元も昨日の雨の名残りか、ぬかるんで滑りやすい。
四合目までの舗装路歩きが本当にいいインターバルになる。
ここからの雑木林の道ははぬかるみに苦労した。
(下りももっと苦労した(汗))
六合目からは岩場になる。
濡れていて滑りやすい。傾斜の急角度のキツさだけでなく、緊張感もずっと続く。
3度目となる男体山。
たしか六合目から八合目までの区間が一番キツかった、と自分を励ましながら進む。
でも、久々の急登に体が悲鳴。八合目瀬尾神社の脇で岩に腰掛けて足を休める。
これがいいブレイクになった。
それと、下山してくる人たちの“山頂は晴れてますよ”という挨拶がなんとも心強く、気持ちを奮い立たせる。
見上げると…
しかし、足元には…
直射日光を受け、雪の溶けてゆく音が聞こえるようで、
グジュグジュになった雪はアイゼンも効かない状態。
慎重に進む。
九合目を通過、たしかここから頂上までは20分くらいだったと思う。ラストスパート!
いつも霧の中だったこの付近。こんな景色だったのね!
午前11時33分登頂。
ずーっとガスの中の登山だっただけに、この山頂の天気は本当にご褒美。
青空に突き刺さる宝剣の勇ましさ!
山頂でカップラーメンを食べ、景色を堪能し、下山。
下山も気を抜けない。
ストックを駆使しながら下る。
緊張感が続き、汗が引かない。
ぬかるみを歩くのは、インナーマッスルが鍛えられるな、といつも思う。
そして3日が過ぎた今、絶賛筋肉痛(笑)。
日光男体山、この山に登るといつも、“もっと痩せなきゃ⤵”と思う。