モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2017.5.21瑞牆山

気がつけば5月も半ばを過ぎた。
春の間、仕事が忙しく働きづめだった友人がやっと山に行けることになり、絶景を希望する彼女に選んだのはこちら。

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早朝の中央道を駆け抜け、到着したのは瑞牆山荘。
午前8時を過ぎたタイミングで、いつも停める広いところはほぼ満車で、路駐も延びている。
でも、懲りずに駐車場をウロウロしていたら、
意外と空いていたりするもので。
無事駐車することが出来た。
シャクナゲのシーズンはもっと出足が早いらしい。
くわばらくわばら。

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支度を済ませ午前8時35分スタート。
新緑のシャワーをキラキラ浴びながら、まず富士見平小屋を目標に歩く。

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ところどころ、土がむき出しになっていたが、先週の男体山を思えば大したことはない(°▽°)

林道を渡り、見上げた稜線が小屋かと思って歩くが間違い(笑)
そこから左手に見える瑞牆山に見とれながらさらにもうひと斜面。
賑やかな声が聞こえて来たらそこは富士見平。
小屋の手前で湧水を堪能。


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人気のテント場はこの土日もだいぶ賑わったよう。

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手洗いと登山届提出を済ませ、瑞牆山へ向けて小屋の左側の斜面を進んでいく。

5分ほど登ると山道は沢に向かって斜面を巻きながらぐんぐん下り始める。
陽の当たらないこの場所は、初めて歩いた3年前の秋はキノコがたくさん生えていた。


帰りにこの斜面を登りかえすのは辛いな、と思いながら、
桃太郎岩?のあるちょっとした休憩ポイントに到着。

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なかなか迫力ある大きさが伝わらない。


ここから、2つの階段といくつかの鎖場を経て、山頂を目指す。
ここからは先週に引き続き岩場との闘い。

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昨日は終始いいお天気で、機嫌が悪いと全然姿を現してくれない岩岩や、振り返ると広がる奥秩父の深い山々が気持ちよく見渡せた。
しかし気温も高いせいか、富士山は霞んでいる。

そして、富士見平からちょうど1時間ほど登ると現れるシャクナゲロードのあたりは、下山者とのすれ違いのため渋滞していた。

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シャクナゲのツボミはまだ固そう。


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大きな岩をくぐったりよじ登ったりしながら、

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午前11時20分、登頂。
予想とおり狭い山頂はたくさんの人。

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私たちは岩を離れた木陰の斜面でランチにする。
木陰もたくさんの人で賑わっていた。

カップラーメンと缶詰のフルーツでお腹を満たし、再度絶景を味わいに。

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1時間ほど楽しんだあと、ストックをしまって下山開始。

登りのラッシュも落ち着いたのか、比較的順調に高度を落とすことが出来た。

山頂直下のハシゴの下には溶け損ねた雪が。

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登りの時に撮り損ねた沢。

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そして、桃太郎岩のところでストックを装備。
覚悟の上の登り返しに挑む。

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富士見平湧水のところでちょうど水が無くなったので、補給し、顔を洗う。
こわばるほど冷たい気持ち良さ!




駐車場に着いたのがちょうど山頂を出発して2時間。
残念ながらお風呂に入る余裕はなかったが、
びしょ濡れのシャツを着替え、渋滞の始まった中央道に乗ったのであった。