当初目的としていた山のアクセスする林道が、まだ閉鎖中だということが直前に判明し、
急遽行き先を変更して臨んだのはこちら。
国道138号線側からのルートは、友人たちとの登山にとっておくため(笑)、今回は足柄方面地蔵堂夕日の滝から登るルートにした。
今回もお洒落なバンガローの駐車場に車を停めさせていただく。
緩やかな林道を15分ほど歩くと分岐に到着、私たちは時計回りに沢を渡渉する。
野鳥の鳴き声が春の目覚めを感じさせて胸が高鳴る。
沢沿いに緩やかに進んだ後、登山道は左手に見える尾根に向かっていく。
しかし、ちょいと道を間違え、私たちは斜面に作られた細い作業道に入ってしまった。
↑木の根を乗り越えながら写真左上方向に直線的に登るのが多分正解。
私たちは写真右下の木で作られた橋のようなものを見つけてしまい、すっかり間違えた。
(踏み跡もしっかり付いていた。)
それでも地図を広げ方向を確認しながら斜面の踏み跡を尾根に向かって進んで行くと、
正しい道に合流。
一安心。
正しいルートには100メートルおきか?と思うほど頻繁に道標が現れる。
左手に金時山の勇姿が現れると、猪鼻砦跡はまもなく。
しかし残念ながら富士山は雲の中。
登山開始して1時間30分、休憩することなく山頂へ向けてラストスパート!
急斜面に作られた階段や梯子のおかげでスムーズに登れたがキツかった(笑)
しかし振り返ると絶景!
12本あると言う梯子を登りきると、
トイレの裏手から山頂到着。
残念ながら富士山は相変わらず雲の中。
どこかでランチ休憩をしようと思ったが、芦ノ湖側から吹き上がる風が強くて断念。
山頂滞在10分で下山開始し、途中のくぼみでランチをとった。
帰りは猪鼻砦跡を足柄峠方面へ直進し、
ゲートから夕日の滝に向かって斜面を下る。
この日は伐採作業が行われていた様子で、サーキットのようなチェーンソーの音が近くに聞こえた。
杉の濃い香りが立ち昇っている。
右下に沢が見えてくる。
この沢は地図で見ると最初に渡渉した沢ではなく、
このまましばらく歩いて、沢も合流する分岐に到着。
あっという間に駐車場。
夕日の滝でマイナスイオンを浴び、力水を汲んで帰路に着いた。
山頂が気になるこの山を見つめながら…。
(矢倉岳。近いうちこの山も攻めよう。)