モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2018.4.30御岳山ロックガーデン

今年のGW前半は好天続きで、きっと首都圏の山々はどこも賑わっていただろうと思う。

私も、いつもなら絶対避けるような有名な山に、今回あえて臨んでみた。


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休日のみ運行されるJR中央線ホリデー快速奥多摩号は、中野から乗車してもすでに座れず💦
下車駅の御嶽まで厳しいウォーミングアップだった。

今回なぜ混んでいるとわかっていながらこの山を選択したかというと、

まずは新緑の時期であるということ、

それから浅田次郎さんの小説【神坐す山の物語】を読んだから、

そして、『バスとケーブルカーを使わなければ混雑は関係ない』と思ったから。

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案の定、御嶽駅は、降車した人々が全員改札を抜けるまで10分以上はかかったと思う。
バス待ちの列は言わずもがな。

しかし私たちは、駅前の吉野街道を奥多摩方面へと歩いて行く。

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多摩川を渡り、ケーブルカー乗り場まで駅から約40分舗装された道を歩いて行く。


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バス停辺りまで伸びた行列を横目に見ながら、
御岳山の参道に入る。
相変わらず圧倒される御神木たち。


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約1時間かけ集落に到着。
するとケーブルカーから来た人々と合流し、大変賑やかに。

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神社もお参りするまでこんなに並んだことはない。

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本殿の裏手にある山頂標でパチリ。

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時間はちょうどお昼。
長尾平で軽いラーメンランチ。


30分ほど休憩し、12時30分、今回の目的であるロックガーデンへ向けて、急な斜面を約250メートル下って行く。

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滝の音が近づいてくる。

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【七代の滝】到着。
滝の周辺は大勢の人で賑やか。


子供達が楽しそうに水遊びをしている。
マイナスイオンを補充して、
次は長いはしご階段を登る。

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たどり着いたところが天狗岩。
大きな岩の側面に鎖が取り付けられ、
岩の上に上がることが出来るようになっている。

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まあ、渋滞しますよね。

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天狗様がお二方おいでになり、手を合わす。


ロックガーデンとは、ここから始まるようで、
沢まで下りてから渓谷沿いの道を新緑に見守られながら歩いて行く。


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途中途中で、休憩しなからランチをしたりコーヒーを飲んだりしてる人々。
優雅な休日。



さて、渓谷の音に癒されなから歩くと、もう1つの有名な【綾広の滝】に到着。

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このそばには、小説【大菩薩峠】に出て来る“お浜の桂”もごさいます。

この滝まで来ると空気が少しひんやりと感じた。

ロックガーデンはここまでとなり、あとはケーブルカー方面へ戻る。
途中の水場で水分補給。

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混雑回避のためもちろん帰りも徒歩。
しかも、来た道ではなく私が選んだのは大塚山から古里駅へ出るルート。

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一気に人の姿は無くなり、
20分ほど日の当たる緑のトンネルを歩くと大塚山山頂。

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この山は2回目。
前回は2月だったので葉を落とした山頂は西側の見晴らしが良かった印象だったが、
見事に新緑のドームとなっていた。
これはこれで気持ち良い。


さあ、あとは古里駅まで下るのみ。
時間は3時を過ぎている。

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新緑の美しい山頂付近から、杉林の中へ丹三郎尾根を下りていく。

言い伝えの残る飯盛杉。

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言い伝えの内容がイマイチわからない(笑)

車の音と共に、電車の音も聞こえると、

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間も無くイノシシ除けの扉のある登山口到着。
キレイなお手洗いもある。
古里駅の時刻表を確認し、お手洗いを済ませて駅へ。

4時45分の電車にぴったり間に合った。

古里駅前のコンビニで乾杯ビールを追加購入。
なぜ追加かと言うと、
古里駅周辺にはコンビニがないかもしれないと思い、御岳山集落の売店でビールを買って下山したから(笑)

総歩行距離17キロ。
思いのほかガッツリ歩いた、新緑ハイキングだった。