モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2018.5.6大菩薩嶺

ゴールデンウィーク最終日は好天の予報だった。
休みが合った仲間と登る山を検討。


本来なら大混雑のこの時期に中央道を利用する山域には近寄りたくないところだったが、
実は数年前に同じ時期に登ったことがあり、駐車場も臨時が設けられ安心した記憶があったので
この山を提案してみた。

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都内に住む仲間たちが始発で東京駅に集まる。
そして茨城の仲間が車で私たちを拾ってくれ、
早朝6時過ぎ、中央道を順調にクルーズ。
勝沼で降り、登山口である上日川峠まで下の道を約40分。
峠にある長兵衛小屋の前で、警備員の人が駐車場を案内している。
私たちは、なんとか第三駐車場(市営駐車場)に停めることが出来た。

ちなみに小屋の前が第一、トイレの先が第二、
そして第三が埋まればその先に大きな臨時駐車場がある。

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支度を整え、朝9時、登山開始。

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今年は温かいのか、この付近は新緑も芽吹き始め、キラキラと美しい山道を福ちゃん荘までウォーミングアップ。


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休憩もそこそこに、そのまま唐松尾根から雷岩に向けて斜度のついた道を進む。

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最初は林道っぽい感じなのだが、すぐに大きな岩がゴロゴロする本格的な山道へと変わっていく。

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振り返ればドドーンと富士山!
まだまだ高いところに行けばもっとよく見えるとわかっているのに、撮影会(笑)


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周辺の見通しが良くなり、目指す雷岩の姿を確認。


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富士山に励まされなら10時27分雷岩に到着。
大した荷物ではないがここにデポして、
歩いて約10分の山頂へと向かう。



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薄暗い樹林帯をリズミカルに進むと山頂。
ちょうど誰もいなくなったところだった。

すぐに次々と登山者が到着してるので、そそくさと記念撮影をして、雷岩へ戻り、いつものラーメンランチ。


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今日はずっと富士山が見守ってくれている。
しかし、着陸待ちの飛行機のように笠雲が続いているのはなぜ?

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時折強く風が吹く雷岩でのランチを気持ちよくすませ、
見渡す稜線を介山荘に向けて下っていく。

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介山荘は相変わらずの賑わい。
ここでお手洗いなどの休憩をとる。
そして福ちゃん荘に向けて、車も通れる緩やかな坂道を下る。

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沢の音が近づき、休業中の山小屋に到着。
冷たくて透明な沢の水は、飲めるのではないかと思うほど清らか。

さらに林道を進むと、廃墟化した富士見山荘に到着。

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いい場所だと思うんだけど、やはり経営は難しいのだろう。

ここから福ちゃん荘は目と鼻の先。

あとは来た道を長兵衛小屋まで下りるだけ。
私は山道を歩いたが、
平行している舗装路を歩いた仲間の方が早く着いたので、
今後の参考にしたい。

さぁ、目標だった午後1時駐車場、をほぼ達成し、
有名な大菩薩の湯も我慢して中央道へ向かう。
それでも少し渋滞が発生していたが、
午後4時過ぎには東京駅に到着することが出来た。

総歩行距離約9キロ。
絶景にも恵まれ、充実した百名山登山であった。