モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2018.8.10乗鞍岳

二泊三日で予定していたテン泊登山が台風のため中止になり、もったいない日々を過ごしていたところ、
最終日に当たるこの日は天気が回復する見込みであるということで、
遠方のお山に登りに行こうと選んだのはこちら。


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夜中の12時に自宅まで迎えに来てもらい、お盆の渋滞も関係無く中央高速をひた走る。

松本インターで降りてコンビニで寝酒を買い(笑)、乗鞍観光センター駐車場に着いたのは午前4時前。
ここからはマイカー規制がかかっており、登山口まではシャトルバスに乗り換える。

すでにご来光バスは出発した後であたりはとても静か。
通常バスの始発まで仮眠を取り、6時10分、出発。

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クネクネの山道をあっという間に標高2700メートルまで連れて行ってくれるありがたいバス。
熟睡している間に畳平到着。


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乗鞍岳も、いくつかの山の総称であり、私たちは最終目的地である剣ヶ峰に向かって、
大黒岳、富士見岳、とピークを超えていくことに。

畳平バスターミナルからすぐに登れるのは竜王岳で、山頂まで階段が作られ、普段着の観光客でも山の雰囲気を味わうことが出来る。
しかし私たちはスルー。

心配された景観も素晴らしく、ワクワクしながら登る。




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ほんの10分ほどで山頂到着。
もっと晴れていたら北アルプスの山々が見えるそうだ。

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ここでも雷鳥の親子に出会えて嬉しい。

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コマクサや綿毛になったチングルマも心癒してくれる。

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登り口まで下るとその向かい側が富士見岳の登山口。


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森林限界を超えているのでガレた道だが、
20分くらいで富士見岳山頂。
大きなケルンがあった。

ここから剣ヶ峰が綺麗に見渡せる。
他の登山者は、ここを登らず林道を歩いているようだ。

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富士見岳を降りると林道に合流。
剣ヶ峰登山口にある肩の小屋のお手洗いを拝借し、
8時30分、剣ヶ峰へ向け出発。

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溶岩の塊がそこかしこに。

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しばらく歩くとこの景色。

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ほぼコースタイムで山頂到着。
狭い山頂は大賑わい。

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奥宮でお参りしたあと限定山バッヂを買い、
順番待ちして写真撮影。

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うーん、真っ白。

仕方ないね、と山頂で食事が出来そうな場所はあるかな、と探していたら、
パーッと晴れた(^^)

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もう一度写真を撮って気持ちよく下山。

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上小屋の裏手のスペースで食事にする。
標高3000メートルの日差しが鋭い。



さて。
帰りは林道を通って行くとして、
バスの時間を確認すると、1時間に1本だった。

下山コースタイム約90分。
しかし、私たちが乗りたい時間まであと50分。

無理かな、と思いつつペースを上げて転がるように下山する。

しかし、あと5分!というところでバスは出発してしまった。

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仕方ないので下山後の温泉は諦め、次のバスが来るまで御朱印をいただいたり、ソフトクリームを食べたりしてまったりと過ごした。

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午後1時に駐車場に戻り、着替えを済ませて帰路につく。
夏休みとはいえ平日のため、比較的順調に帰ることが出来たが、
不安定な天候で、勝沼あたりでゲリラ豪雨に合い、恐ろしい経験をした。
とにもかくにも、
安全に登り、安全に帰宅できたことが何よりの一日だった。