モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2024.4.2石老山

月に一回の夫の宿直に合わせて計画していた2月、3月のソロキャンプは、

見事その日だけ雨、という天候に阻まれ、相次いで中止となっていた。

ようやく実現したこの日、私はキャンプ前の登山にこの山を選んだ。

 

登山を始めた頃、ガイドフックに載っていて家から電車とバスでアクセス出来る初級向けの山として2回ほど登頂したことがある。

しかしこちらももう10年ぶりくらいになるのでほとんど初めての山だった。

 

キャンプ道具を積んだ自家用車を相模湖病院の登山者用駐車スペースに置かせてもらう。(4台分あり)

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7時45分、支度を整えて駐車場の奥から登山スタート。
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途中にあるお寺までの岩岩した道はなんとなく覚えていた。
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山の名前に石が付くだけあって、変わった岩がいくつも現れ、それぞれにちゃんと謂れが記された立札があるところがいい。
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8時11分、顕鏡寺到着。

実はここまでなら車でも来られるようだが、登山者は御法度。

ここでお手洗いを拝借。
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この辺り、何年か前の大雨で崩落があり、若干ルートが変わったようだった。
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路肩に咲いていたシャガの花。

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樹林帯の斜面をよっこらせと歩いていく。

体は重く息も上がる。
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8時22分、八方岩分岐。

登山地図には八方岩方面にルートがついているが、私は迷わずこのコースを選んだ。
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東側に作られた開けた道の先に山桜が咲いていた。

思わぬ展望も広がり、思わず大きく深呼吸。


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この先も朝陽に照らされた明るい登山道が続き、岩の道の印象しかなかったこの山の記憶が見事に書き換えられた。
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8時36分、八方岩ルートとの合流地点に到着。
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まだまだ山頂は先の模様。
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相模湖のよう見える融合平見晴台?
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山頂まであと1.1キロポスト。
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杉や檜の落ち葉をフカフカと踏みながら、続く坂道に向かい合う。
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ところどころ、階段が整備されているが、土が流れ出てしまったところも多かった。
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9時15分山頂到着。

平日のためか他に誰もいない。

12年前、いくつも置かれたテーブル型のベンチに座り

茹でたそうめんを持参してランチを楽しんだことをよく覚えている。
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富士山も心の目で見た。

今日の行程を考慮し、数分腰をおろしたのちに下山を開始する。
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12年前はここからやまなみ温泉に向けてバス停まで下山した。

今日歩くここからの道は実は初めて。

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アプリで位置を確認しながら、急な斜面を下る。
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登りだったらメンタルやられる階段(笑)
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あっという間に大明神山まで下山。

ここがピークかと思いきや、
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その少し先に立派な展望台が!
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真夏は辛そうだけど、相模湖を見下ろす展望の良さはここでゆっくりランチでも楽しみたいところだった。
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ここから、チャレンジコースと名付けられたルートもあるようだが、私は素直にさがみ湖プレジャーフォレスト方面に向けて進路をとる。
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それでも結構ゴツゴツした斜面で、
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枯れた沢沿いをクネクネと
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なかなか面白い道だった。
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無事に舗装路に出て、閉場中の相模湖休暇村キャンプ場を横切り、
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里山の景色の中へ。
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10時50分ころ、プレジャーフォレストに到着し、

そこから相模湖病院までバス通りを進む。
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昨日まで寒かったが、今日の気温でグッと桜も開いたようだ。

11時05分、駐車場到着。

他に登山者の車は無かった。


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このあと、プレジャーフォレストの日帰り温泉で汗を流し、(一度ゲートで駐車料金を現金で支払うが、領収書を取り、温泉退館時に提示すれば返金されるシステム)
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おまけ。

このあと訪れたのは桜が有名な青野原オートキャンプ場。

全然期待してなかったのに…

 

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素晴らしいお花見キャンプを堪能したのであった。