今年のテーマは【花】。
ということで冬と春のちょうど境目のこの時期見頃になるのは【ミツマタ】。
この花のことも最近認識したような気がする。
SNSのおかけで群生の美しさが拡散されたのだと思う。
私が日帰りで訪れることが出来る関東の群生地はいくつかあるようだが、今回はミツマタをとても見たがっている仲間の家の方面のこちらにお邪魔して来た。
仲間の家の近くの駅に朝7時集合。
8時すぎ、駐車場到着。
すでに7割くらい埋まっている。
登山ルートもいくつかある里山だが、登山する側からすると、群生地のある焼森山より、鶏足山の方が有名のようだった。
最近拡張されたのか、100台くらい停められるのでは?という広さの駐車場にはキレイなお手洗いもあり、
掲示板に貼られたハイキングマップはQRコードを読み取るタイプ。
駐車場の奥から登山道は始まり、8時15分スタートしいきなりの坂道を進んでいく。
約20分、途中のピーク赤沢富士を通過。
ここで一息入れますよね(笑)
私たちはそのまま先へ進むが、
途中の峠のようなところで1キロほど道を間違えてロス。
分岐標の向きはよく見ないとね💦
ずーっと坂道は続き、
途中、本当の富士山が見られる展望ポイントもあったが今日は心の目で。
9時17分、スタートして約1時間で鶏足山山頂到着。
葉の落ちた今の季節は明るく南側の眺望も広がりいい感じ。
テーブルベンチも一組あった。
絶景、と言われちゃあ行かざるをあるまい。
急な道をググッと下り、
約5分で辿り着いたそこは
確かに北側の景色が広がっていた。
浅間山や日光連山などが見えるらしい。
心の目で眺望を楽しみ(笑)、急登を登り返す。
先ほどの山頂まで戻り、ここから焼森山へ向かって先へ進む。
下り道だが、足場は悪くない。
約20分ほどで、群生地の臨時駐車場に到着。
10時23分、たどり着いた群生地入口はなかなかの賑わい。
入場料500円を支払い、中へ。
一周約2キロ?も無いかな。
ぐるっと行って帰ってくる感じ。
深い渓谷なのでたぶん日の当たる時間は短い。
遊歩道になっていて、ミツマタは5分咲き、と言ったところか。
一つひとつの花も可憐でかわいいが、満開となったらまさに妖精たちのお祭りのようなのだろうな、とイメージを膨らませ、有料エリアを出た。
チケット売場前はベンチがたくさん置かれていたので、そこで休憩をとる。
10分ほどブレイクを取り、焼森山山頂に向かって歩き始める。
この先にもちょっとした群生地があった。
里山らしくいくつものルートがあるようだが、アプリで確認しながら分岐を左に進んでいく。
とても歩きやすい道だ。
鶏足山からの稜線に合流し、痩せた尾根を進むと
11時50分焼森山到着。
ゴツゴツした山頂は狭かったので眺望をカメラに納めて下山する。
どうやら駐車場へ直行するルートもあるようだ。
冬の状態の山肌をのんびりと下り
林道に出たと思ったら、そこは今朝登り始めた登山口の脇の道だった。
12時30分駐車場到着。
ミツマタ群生地の見学も含めて約8キロ、4時間15分の山旅であった。
見頃には早かったが、仲間も久しぶりの山歩きを存分に楽しんでくれたようでよかった。
このあと筑波山の麓にある【やさと温泉ゆりの郷】まで車で戻り、汗を流して遅めのランチを楽しんだのであった。