モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2024.4.2石老山

月に一回の夫の宿直に合わせて計画していた2月、3月のソロキャンプは、

見事その日だけ雨、という天候に阻まれ、相次いで中止となっていた。

ようやく実現したこの日、私はキャンプ前の登山にこの山を選んだ。

 

登山を始めた頃、ガイドフックに載っていて家から電車とバスでアクセス出来る初級向けの山として2回ほど登頂したことがある。

しかしこちらももう10年ぶりくらいになるのでほとんど初めての山だった。

 

キャンプ道具を積んだ自家用車を相模湖病院の登山者用駐車スペースに置かせてもらう。(4台分あり)

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7時45分、支度を整えて駐車場の奥から登山スタート。
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途中にあるお寺までの岩岩した道はなんとなく覚えていた。
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山の名前に石が付くだけあって、変わった岩がいくつも現れ、それぞれにちゃんと謂れが記された立札があるところがいい。
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8時11分、顕鏡寺到着。

実はここまでなら車でも来られるようだが、登山者は御法度。

ここでお手洗いを拝借。
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この辺り、何年か前の大雨で崩落があり、若干ルートが変わったようだった。
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路肩に咲いていたシャガの花。

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樹林帯の斜面をよっこらせと歩いていく。

体は重く息も上がる。
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8時22分、八方岩分岐。

登山地図には八方岩方面にルートがついているが、私は迷わずこのコースを選んだ。
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東側に作られた開けた道の先に山桜が咲いていた。

思わぬ展望も広がり、思わず大きく深呼吸。


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この先も朝陽に照らされた明るい登山道が続き、岩の道の印象しかなかったこの山の記憶が見事に書き換えられた。
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8時36分、八方岩ルートとの合流地点に到着。
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まだまだ山頂は先の模様。
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相模湖のよう見える融合平見晴台?
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山頂まであと1.1キロポスト。
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杉や檜の落ち葉をフカフカと踏みながら、続く坂道に向かい合う。
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ところどころ、階段が整備されているが、土が流れ出てしまったところも多かった。
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9時15分山頂到着。

平日のためか他に誰もいない。

12年前、いくつも置かれたテーブル型のベンチに座り

茹でたそうめんを持参してランチを楽しんだことをよく覚えている。
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富士山も心の目で見た。

今日の行程を考慮し、数分腰をおろしたのちに下山を開始する。
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12年前はここからやまなみ温泉に向けてバス停まで下山した。

今日歩くここからの道は実は初めて。

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アプリで位置を確認しながら、急な斜面を下る。
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登りだったらメンタルやられる階段(笑)
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あっという間に大明神山まで下山。

ここがピークかと思いきや、
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その少し先に立派な展望台が!
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真夏は辛そうだけど、相模湖を見下ろす展望の良さはここでゆっくりランチでも楽しみたいところだった。
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ここから、チャレンジコースと名付けられたルートもあるようだが、私は素直にさがみ湖プレジャーフォレスト方面に向けて進路をとる。
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それでも結構ゴツゴツした斜面で、
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枯れた沢沿いをクネクネと
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なかなか面白い道だった。
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無事に舗装路に出て、閉場中の相模湖休暇村キャンプ場を横切り、
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里山の景色の中へ。
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10時50分ころ、プレジャーフォレストに到着し、

そこから相模湖病院までバス通りを進む。
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昨日まで寒かったが、今日の気温でグッと桜も開いたようだ。

11時05分、駐車場到着。

他に登山者の車は無かった。


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このあと、プレジャーフォレストの日帰り温泉で汗を流し、(一度ゲートで駐車料金を現金で支払うが、領収書を取り、温泉退館時に提示すれば返金されるシステム)
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おまけ。

このあと訪れたのは桜が有名な青野原オートキャンプ場。

全然期待してなかったのに…

 

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素晴らしいお花見キャンプを堪能したのであった。

2024.3.31小川町桃源郷・仙元山

仲間と山に行く予定にしていた年度末のこの日。

前日に断りの連絡が入った。

ソロになったので見頃を迎えたミツマタを観に行く計画をやめ、どこかいいところはないかな、とネットの世界を彷徨っていると出会ってしまった!

今年2回目の東上線小川町駅から徒歩で向かうはその名も【小川町桃源郷

今回は登山というよりハイキングに近い行程になりそうだ。

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7時50分、駅をスタートし、いつも乗る白石車庫行きのバスと同じルートを進んで…
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と思ったら、駅前の和菓子屋さんがもう開店していて、おにぎりや海苔巻などを販売していたので

迷わずゲット。

歩きながら朝ごはんをいただくとする。

粒だったお米の小ぶりなおにぎりが懐かしく美味しい。

小川町は江戸と秩父を結ぶ街道として古くから栄えた町ということで、車道には歴史のある家がまだ数件残っていた。
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約30分ほどで、バス通りから道を左に分かれる。
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アプリを見ながらのんびりと歩くと
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8時37分、どうやら桃源郷に辿り着いたようだ。

しかし、町の観光課で宣伝しているにも関わらず、案内板などが全くなかったのは意外だった。

私有地で個人の方の作ったところだからかな?
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徒歩でここから入る人は他にいなかったので、合っているのかな?と思いながら進むと
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わお!

まさしく桃源郷

桃の花が見頃を迎えていた。

どうやら私の入ったところの少し先に駐車スペースがあったようで、すぐにたくさんの見学者と遭遇した。
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耕作放棄地に桃や桜、黄色なのはサンシュユなどの木を植えて、見事な桃源郷を作り上げたそう。
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人工的とはいえ咲き誇る圧巻の花々であった。

 

約40分ほど滞在して花々のエネルギーを全身に浴び、次の目的地仙元山へと向かう。

途中、地酒の蔵元があったので戯れに入って見ると、直売所のオープンまであと10分。

それなら待ちましょう、とお酒の味を決める湧水をいただく。


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9時のオープンより少し早く開けてくれ、思わずお酒を買ってしまった(笑)

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そこから、のどかな風景の中を小川町駅方向へのんびりと歩いて行く。

バス通りから中に入った集落の道が新鮮だ。
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10時、仙元山の登山口に到着。
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低山とはいえひとたびその中に入ればそこは鬱そうとした樹林帯。
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眺望はないが、深く息をすれば春の匂いがして、

ああ、山のシーズンが始まるなあ、と思いながら斜面と向きあった。

ここまで約6キロほど歩いて来たので、そこからの斜面は結構痺れる(笑)

コースタイムも意外と長く、約45分で山頂到着。
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東側の一部だけ眺望が開けた山頂はたくさんの人で混雑していたので、私は【見晴らしの丘】を目指して進んだ。

そこまで頑張って歩いて、休憩だ。
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途中、こんな展望ポイントも。

スカイツリーが見えるらしい。
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11時見晴らしの丘公園到着。

そこはローラ滑り台(有料)が有名な公園だった。

お天気に恵まれ、多くの家族連れが楽しんでいた。

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展望台の下の日影に腰を下ろし、ランチにする。
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気温が上がり、大汗をかいた体にカップラーメンの塩気が染み渡る。

食後、展望台に登り、パノラマのような町の景色を堪能。


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そして最後の目的地、カタクリの群生地へ向けて下山開始。
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約15分ほどでカタクリの群生地に到着した。
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↑休憩舎と↓オオムラサキ(蝶)の飼育小屋。
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この斜面一体にカタクリが咲いている。
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変わった形の植物に心を癒され、

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最後、お馴染みの日帰り温泉【花和楽の湯】へ向けて車道を30分ほど歩き、汗を流したのであった。
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2024.3.17焼森山

 

今年のテーマは【花】。

ということで冬と春のちょうど境目のこの時期見頃になるのは【ミツマタ】。

この花のことも最近認識したような気がする。

SNSのおかけで群生の美しさが拡散されたのだと思う。

私が日帰りで訪れることが出来る関東の群生地はいくつかあるようだが、今回はミツマタをとても見たがっている仲間の家の方面のこちらにお邪魔して来た。

 

仲間の家の近くの駅に朝7時集合。

8時すぎ、駐車場到着。

すでに7割くらい埋まっている。

登山ルートもいくつかある里山だが、登山する側からすると、群生地のある焼森山より、鶏足山の方が有名のようだった。

 

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最近拡張されたのか、100台くらい停められるのでは?という広さの駐車場にはキレイなお手洗いもあり、

掲示板に貼られたハイキングマップはQRコードを読み取るタイプ。

駐車場の奥から登山道は始まり、8時15分スタートしいきなりの坂道を進んでいく。
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約20分、途中のピーク赤沢富士を通過。
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ここで一息入れますよね(笑)
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私たちはそのまま先へ進むが、
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途中の峠のようなところで1キロほど道を間違えてロス。

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分岐標の向きはよく見ないとね💦
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ずーっと坂道は続き、
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途中、本当の富士山が見られる展望ポイントもあったが今日は心の目で。
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9時17分、スタートして約1時間で鶏足山山頂到着。

葉の落ちた今の季節は明るく南側の眺望も広がりいい感じ。

テーブルベンチも一組あった。
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絶景、と言われちゃあ行かざるをあるまい。

急な道をググッと下り、
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約5分で辿り着いたそこは
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確かに北側の景色が広がっていた。
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浅間山や日光連山などが見えるらしい。
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心の目で眺望を楽しみ(笑)、急登を登り返す。
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先ほどの山頂まで戻り、ここから焼森山へ向かって先へ進む。

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下り道だが、足場は悪くない。
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約20分ほどで、群生地の臨時駐車場に到着。
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10時23分、たどり着いた群生地入口はなかなかの賑わい。

入場料500円を支払い、中へ。
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一周約2キロ?も無いかな。

ぐるっと行って帰ってくる感じ。

深い渓谷なのでたぶん日の当たる時間は短い。

遊歩道になっていて、ミツマタは5分咲き、と言ったところか。
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一つひとつの花も可憐でかわいいが、満開となったらまさに妖精たちのお祭りのようなのだろうな、とイメージを膨らませ、有料エリアを出た。

チケット売場前はベンチがたくさん置かれていたので、そこで休憩をとる。


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10分ほどブレイクを取り、焼森山山頂に向かって歩き始める。

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この先にもちょっとした群生地があった。

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里山らしくいくつものルートがあるようだが、アプリで確認しながら分岐を左に進んでいく。

とても歩きやすい道だ。


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鶏足山からの稜線に合流し、痩せた尾根を進むと
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11時50分焼森山到着。

ゴツゴツした山頂は狭かったので眺望をカメラに納めて下山する。
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どうやら駐車場へ直行するルートもあるようだ。
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冬の状態の山肌をのんびりと下り
林道に出たと思ったら、そこは今朝登り始めた登山口の脇の道だった。

12時30分駐車場到着。


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ミツマタ群生地の見学も含めて約8キロ、4時間15分の山旅であった。

見頃には早かったが、仲間も久しぶりの山歩きを存分に楽しんでくれたようでよかった。

 

このあと筑波山の麓にある【やさと温泉ゆりの郷】まで車で戻り、汗を流して遅めのランチを楽しんだのであった。

2024.3.13三頭山

 

キャンプに行く予定で休みを入れていたのだが、悪天候のため中止に。

ぽっかり空いた休日がどうやら快晴らしいとわかり、どこか行けないかと考えたのがこちら。

 

今年は雪の山を歩いていなかったので、標高1000メートル以上で雪が残っていて、自家用車のアプローチが出来るところ…。

まさにうってつけ。

 

少し早めに自宅を出たにも関わらず朝の中央道は事故渋滞。上野原インターから都民の森駐車場に着いたのは9時を過ぎていた。

支度を整え歩き始める。

 

 

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しっかり除雪され、駐車場周辺は歩きやすくなっていたが、いざハイキングコースに入るとこの状態。ワクワクする!

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イカーが歩く人気のコースは、鞘口峠から山頂、そして三頭大滝に向けて沢を下るコースだと思うが、私は鞘口峠から里山の路(右手の砥山)を登り、山頂、避難小屋を越えて大沢山から大滝へ向けて下山する大回りルートを歩こうと思って、踏み跡が残る里山の路に進んだ。


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3年前の秋に来た時(https://jzm02454.hatenablog.com/entry/2021/12/06/180715)はこの路が整備中だったので、立ち入るのはかなり久しぶり。ツヅラの斜面に残る足跡を辿りながら登る。

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これがキツイのなんの!

膝を上げながら歩くからかな?


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途中、ウェアリングの調整や、帽子、サングラスを取ったりして何度も立ち止まり、

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10時20分砥山山頂到着。樹々の隙間から眺望が少しあったが、休まずにそのまま里山の路を鞘口峠へ向かって下りていく。
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南側の日当たりの良いところはすっかり春の道だが、
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ひとたび斜面に入るとまだまだ残雪。

前日降った雨は、この山でも雪になることはなく、雪の表面が凍ってパリパリと音がした。
11時鞘口峠到着。

疲労が大きかったので、この山の登山道ではなく、緩やかな【ブナの路】を進む。

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この路は流石にたくさん歩かれているだけあって足跡というよりは雪が踏み固められて凍っていたのでアイゼンを装着する。

しかし、日当たりの良いところに出るとこんな感じ。

外すのか面倒なのでそのまま歩く。
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思い出深い休憩舎に到着したのは11時53時分。

おかしいな、もうとっくに山頂に着いている予定だったのに。
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地図を見てもまだまだ山頂は先。
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歩いている途中で正午のチャイムを聞き、
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11時23分三頭山東峰の展望デッキに到着。
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空腹だったのて日当たりが良く暖かいこの場所でお昼ご飯をいただく。

15分ほど休み、先へ。
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なお、サングラスをかけたままオートシャッターで撮影していたところ、ご覧のように白飛びした写真となってしまったことは残念である。

東峰から中央峰はすぐ隣にあるが、一番眺望がひらけている西峰は少し離れている。

 

11時55分西峰到着。
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素晴らしい眺望が広がっていた。

スマホでも撮影していてよかった(笑)
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2組のグループがお昼休憩を楽しんでいたが、私は景色を堪能したあと先へ。
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しかし、あまりの疲労度のため、大沢山には行かず、沢沿いに大滝へ向かって下ることにした。
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こちらの道も、雪と土が交互に現れ、アイゼンがドロドロになった。
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しばらくすると岩の露出が顕著になったので、ここらでアイゼンを外すか…と身軽になったら

 

そこから長〜く谷間の残雪エリアへ突入(笑)

なんとか歩ける斜度だったのでへっぴり腰で歩いていたが、ちょっと急になったところでスッテン!

お?

そのまま滑り台のようにシリセードして斜面をやり過ごし、

その後もちょっと急かな、と思うところでシリセード作戦を敢行(笑)し、

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13時56分三頭大橋に無事下山。


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氷瀑は見られなかったが、マイナスイオンを存分に浴びた。
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駐車場から大滝までのセラピーロードはしっかり除雪されていた。
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14時22分駐車場到着。
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思いの外疲れた残雪の三頭山であった。

 

疲れた体と、シリセードで冷たくなったお尻を温めるべく、数馬の湯へ。

自家用車バンザイ(笑)
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ゆっくり体をほぐして帰宅の途に着いたのだが、帰りも事故渋滞💦

マニュアル車のため、時折ふくらはぎが攣りそうになりながらなんとか帰宅出来たのであった。

 

2024.2.28松田さくらまつりから高松山

まだまだ寒い日が続く。

しかし季節は確実に巡り、一足早くこの花が春を届けてくれた。

 

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このところ不安定だった空が、ドンピシャで晴れてくれた。

天候に恵まれず先延ばしにしたので見頃は若干過ぎてしまったが、まだまだ美しい景色を見せてくれていた。

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河津桜は公園内にあり、眺めながら整備された通路を登って行くとあっという間に桜のトンネルは終わり。

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小田原方面。
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富士山を囲む額縁のように作られたブランコ。

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自宅を出る時には風が強かったが、この辺りはほとんど無風で、この青空!
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この景色に出会えただけで、もう今日の登山は大満足。

 

だけどまだ9時になったばかり。

私はこの先の【松田山】の山頂を目指して歩くことにした。
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松田山は、3年前に来た時、辿り着けなかった山頂だったのでリベンジでもあった。

まずは最明寺史跡公園を目指して歩く。
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舗装路が多く、歩きやすい記憶だったが、何げに斜面が急で(汗)、ヒィヒィ言いながらの舗装路歩きとなった。
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秋にはコキアのお花畑になるそうだ。
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最明寺史跡公園までは約1時間。

その間、出会った人は私を追い抜いて行った2人だけ。
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10時05分公園到着。


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結構山奥にあるこの公園、日が登らずまだ日影になっているエリアも多かった。
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ここは、近くにゴルフ場があることもあり、車でアプローチも出来るらしい。

池を囲んでいる葉の落ちた樹木は桜のようなので、

見頃になったらさぞ美しいことだろう。
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さあ、目的の松田山山頂はこの斜面の上にあるようだ。

先の台風で若干崩落の大きな箇所もあったが、山頂まで登ることが出来た。

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山頂標はゴルフ場との境の樹林帯に置かれてあった。

寄までつながる登山道の途中という感じで、山頂感はゼロ。

とりあえず場所の確認だけして、そそくさと離れる。

このあとどうしようかと時計を見ると10時25分。

それではもう少し頑張って高松山まで歩きましょうか!

(とか言って、一応登山届にはこのルートで申請をしているので無計画というわけではない)
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ここから、美しい富士山の姿を見ながらの縦走となる。約2時間といったところか。

しかしこの気持ち良い天気と初めて歩くルートに疲れも吹き飛びワクワク!

その前に腰を下ろしてしばし休憩。
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途中には、このようなものも設置されていた。
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あまり有名ではないルートにもかかわらずとても整備されて歩きやすかった。

一旦標高を下げ集落のようなところに出る。

(写真は廃墟)
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そこからまた稜線に出ると
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じゃん!
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この時間になってもまだ雲一つない。感動。

約1時間歩き、11時25分、尺里峠に到着。


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新しく出来たような祠のベンチで休憩する。
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さて、ここからは稜線を歩いて山頂まで45分とのこと。
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標高を知らせる案内板が目印になる。
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今日もストックを使わないで歩いて来たので、この斜面は痺れる(笑)

男坂女坂のゴールはいよいよ山頂か?

ならば最後の一絞りで男坂(直進)へ。
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そして私の一番好きな瞬間が訪れた。f:id:jzm02454:20240318130935j:image

12時15分山頂到着!
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高松山の山頂は広くて眺望も良い、という情報通り、

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とても気持ちの良い場所だった。

 

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テーブルは一組だけ置かれてあり、先着のグループが山ランチを楽しんでいた。

私は少し離れたベンチに腰を掛け、富士山を正面に拝しながらサンドイッチをいただいた。

 

約20分ほど休憩し、御殿場線山北駅へ向けて下山を開始する。


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階段も設けられ、このコースも駅から登れる山として整備されているのだな、と歩いていると

約20分でビリ堂というポイントに到着。
湧き水があるようだったが、見つけられなかった。

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遠くの方に新東名の工事現場が。


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そういえばこの工事のため登山道もルートが変わっているという情報があったな…と思いながら歩いていると
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ほらこの通り。
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ここから登山口までずっとこのような簡易階段が設置され、かなりの急斜面を一気に下った。

登りだったらかなり心が折れるレベル(笑)。
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13時40分、仮登山道入口到着。

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本来の登山道はどこにあったのかわからないが、ここから農道を下り山北駅まで町中を歩いて行く。
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この辺りから本来の登山道入口があったようだ。


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国道沿を歩くこと約30分。

ハイキングスタイルの私に「どこ行ってきたの?」と声をかけてきた女性。

河津桜を見てから高松山に登って来たことを伝えると、

「お風呂は電車の時刻に合わせて入るといいよ」とアドバイス(笑)

ありがとうございます♨️

 

 

山北駅到着。16時13分の電車に合わせれば1時間ほどのんびり入浴出来るはず。
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公営の清潔な施設でサッパリと汗を流し、

予定通りの電車で帰路に着いたのであった。
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2024.2.17鋸山

山を登ったあとキャンプしたい、という声があがり、探したのがこちら。

 

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8時30分、金谷海浜公園駐車場で集合し、身支度を整え歩き始める。

標高の低い房総半島の山の中でも歴史があり有名なこちらは、このコースは12年振り2回目。

ほぼ初めて(笑)

 

金谷海浜公園から集落を歩き、途中無人販売ブロッコリーを買ったり、神社にお参りをしたりしながら

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9時10分、分岐到着。

私たちは左の車力道へ。

正面の階段は帰りに降りてくる予定。
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このあたり、数年前の台風の被害が大きく、かなり森林が荒れた状態に見受けられたが、地元の有志の方々が少しずつ倒木を片付けてベンチとして設置して下さっているらしい。

 

昔の採石場の歴史を紹介するボードもたくさん設置されていた。
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特徴的な山道。
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30分ほど歩くと立ちはだかる大きな壁にぶつかる。直線的に採掘された不思議なモニュメントだ。
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手の届かない高いところに彫られた【猫丁場】は、その昔無名の職人さんの手によるもの。
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そのすぐ近くにあるハートの窓は、近年芸術家が泊まり込んで掘ったものだそうだ。

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この石の形を利用して、フォークシンガーがライブをやったこともあるそう。


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確かに声がキレイに響いた。
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歴史を学びつつ、最後の急登をよじ登る。

手すりがないと体が上がらない💦
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10時15分、上がり切ったところは、【東京湾が見える展望台】

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景色が広がり、浜金谷フェリー乗り場などがよく見え、ベンチもあって気持ち良いところだ。

ここで軽く補給休憩をとる。

15分ほどすると続々と登山者が登って来たので場所をゆずる。

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さて、ここから私は有名な【地獄のぞき】を経て山頂へ行けると思ったのだが、【地獄のぞき】は反対側にある日本寺の管理地にあり、ルートが違うとのこと。

ひとまず山頂を目指して進む。


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ここが小さなアップダウンが多く、なかなかしんどかった。

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10時50分、山頂到着。

12年前はたぶん展望台までしか来ていないので、私にとって初登頂かもしれない。

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山頂は狭く長居しないで来た道を戻る。
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せっかくだから地獄ものぞいておこう、と意見がまとまり、


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ググッと高度を落とし採石場を見上げながら日本寺の北口入口を目指す。
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なかなかの絶景が続いた。
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11時45分、北口管理所に到着。
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700円の入場料を払い、日本寺の敷地内へ。

こちらはすぐ近くまで車で上がることができ、またロープウェイもあることから、普通の観光客で賑わっていた。
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地獄のぞきも、行列が。

並ぶのは諦めた。


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日本寺は鋸山の南面に造られた由緒あるお寺で、五百羅漢や大仏など見どころは多かったが、

それはまた別の機会に、と言うことで

駐車場へ向けて下山することに。

 

観月台方面へ向け下って行く。

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12時30分観月台到着。

ここからも浜金谷方面が広く見下ろせた。
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長い長い階段が続き、
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12時45分分岐まで無事下山完了。

これ、ここから登ったら結構ダメージあるねー、といいながら登山を終えた。

 

おまけ。

海辺の湯で汗を流し、地元のスーパーで買い出しをして楽しい夜を過ごしたのであった。

 

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2024.2.12日和田山

「山登りをやってみたい」と言われることはおかげさまで結構ある。

しかし具体的に日程や道具の相談を受けることはまれ。

そんな中、「山登りをしたいので一緒に靴を見に行って欲しい」と連絡があり、買い物をした友人と、デビュー登山をして来た。

 

合わせた休みのちょうど1週間前、関東地方は大雪に見舞われた。

そのため、近郊の山々は擬似雪山体験が出来るようであったが、何せ今回の同行者は山デビュー。

なるべく雪のないところ…と考えて選んだのがこちら。

 

 

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そうしたらなんと、彼女はこの近くの出身で、ここも小学生くらいの頃に遠足で来た、とのこと😅

「でも全然覚えてないから嬉しい!楽しみ!」

そんな言葉に励まされ、8時36分、登山スタート。

 

 

まずは駐車場に新しく設置された田部井淳子さんの記念碑に手を合わせる。

どうやら同行者の彼女の郷の名士だったそうだ。

田部井さんは川越出身だったのか…。
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私もこの山は約10年ぶり。

このブログを始めてからはご無沙汰していた。

うろ覚えの山道をのんびり進んでいく。
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このキノコのことも彼女は知っていた。
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10分ほどで鳥居のある男坂女坂分岐到着。

運動神経の良さと、遠足じゃこっちは行ってないだろう?と思って男坂へ。
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こんな水場があることも忘れていた。
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いきなり両手を使うような岩場となり、息も上がってくる。

ここまでサクサク来ていた彼女も、「お尻の筋肉筋肉がくるねー!」と。
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約15分ほど岩場と格闘し、鳥居のある金比羅神社に10時13分到着。

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おかげさまで良いお天気に恵まれ、

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富士山にも会うことが出来た。

多くの人が絶景を堪能していた。

しかし私たちはまだ序の口。
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標高が高くなくても絶景は楽しめる!と力説しながら、

眺望の無い日和田山山頂へ(笑)。
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北東方面にわずかに広がる都心の景色を堪能し、

置かれていたスタンプをしっかり押して
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冷たい風が吹き抜ける山頂をそそくさと下山する。

私たちは次に高指山を目指した。
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樹林帯を進んでいくと舗装路に出て、残雪に滑らないよう注意しながら
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9時53分高指山到着。

廃屋となった建物の横から南西方向が見渡せた。
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このあと、舗装路をしばらくいくとお手洗いと売店があり、


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山道に入って少し登ると10時20分物見山到着。

山頂標の近くは賑わっていたので少し離れたところでイスを広げて少し早いけれどお昼ごはん休憩。

 

初めての山メシ、もしスープまで飲み干せるならぜひカップラーメンを!と伝えたところ、

彼女はBIGにて参戦(笑)

心強い(笑)
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お湯がすぐ冷めるこの季節、バーナーを持参して熱々のお湯でカップヌードルをいただく。

塩気がたまらない!

食べ慣れているというカップヌードルがまた一段と美味しく感じる、と伝わったようで嬉しい。

 

一杯を食べ終わるくらいがちょうど良いブレイクタイム。

 

ここからの散策路をのんびり歩きながら

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11時38分北向地蔵到着。
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今までだと、ガイドブックの通りここから五常のの滝を経て武蔵横手駅へ出るのだが、


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今日はもう一駅向こうまで行こうと思う。

謎の響き【ユガテ】

ここを目指してさらに歩いていく。
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最初の男坂はキツかったけれど、そのあとは歩きやすくていいね」と彼女。

心配されたニューシューズのトラブルは無いようだ。

一足早い新緑を見つけて、このところの温かさを感じる。
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途中日の当たらないところの凍った残雪を慎重に進み、
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まるで異空間への入り口のようなトンネルを抜けると
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12時26分、本当の異空間【ユガテ】に到着。

おとといまでは雪が残り、一面真っ白だったそう。
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ここでブレイク第二段。

お湯を沸かしてインスタントコーヒーとアップルパイをいただく。
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彼女がアップルパイ好きでよかった❤️

 

茎が上をむいているこの花は梅だろうか?

豊かな枝ぶりで見事だった。


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他にもたくさん植物が植えられているらしい。

民家がすぐそばにあるユガテ、は今やただの地名である。

 

稜線では時折強い風が吹き抜けで行ったけれど、ユガテではその景色そのもののようなのんびり暖かな時間を過ごすことができ、

今日の行程の最後を気を抜かずに進んでいく。
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小さなアップダウンを繰り返して辿り着いた橋本山。

私有地であるというここからの景色も、植物が伸びてあまり広がらなかった。
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ここからはザレた下り道を慎重に進み、

 

13時43分福徳寺到着。

重要文化財のある由緒あるお寺だ。
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無事に今日の行程を歩き終え、駅まで数分歩く。

30分に1本の電車ももう間も無く。

友人も初めての山登りを楽しんでくれたようで、私も嬉しい一日だった。
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このあと、一刻も早くビールにありつくため、飯能駅から特急に乗ったことはまた別の話(笑)。