山を登ったあとキャンプしたい、という声があがり、探したのがこちら。
8時30分、金谷海浜公園駐車場で集合し、身支度を整え歩き始める。
標高の低い房総半島の山の中でも歴史があり有名なこちらは、このコースは12年振り2回目。
ほぼ初めて(笑)
金谷海浜公園から集落を歩き、途中無人販売でブロッコリーを買ったり、神社にお参りをしたりしながら
9時10分、分岐到着。
私たちは左の車力道へ。
正面の階段は帰りに降りてくる予定。
このあたり、数年前の台風の被害が大きく、かなり森林が荒れた状態に見受けられたが、地元の有志の方々が少しずつ倒木を片付けてベンチとして設置して下さっているらしい。
昔の採石場の歴史を紹介するボードもたくさん設置されていた。
特徴的な山道。
30分ほど歩くと立ちはだかる大きな壁にぶつかる。直線的に採掘された不思議なモニュメントだ。
手の届かない高いところに彫られた【猫丁場】は、その昔無名の職人さんの手によるもの。
そのすぐ近くにあるハートの窓は、近年芸術家が泊まり込んで掘ったものだそうだ。
この石の形を利用して、フォークシンガーがライブをやったこともあるそう。
確かに声がキレイに響いた。
歴史を学びつつ、最後の急登をよじ登る。
手すりがないと体が上がらない💦
10時15分、上がり切ったところは、【東京湾が見える展望台】
景色が広がり、浜金谷フェリー乗り場などがよく見え、ベンチもあって気持ち良いところだ。
ここで軽く補給休憩をとる。
15分ほどすると続々と登山者が登って来たので場所をゆずる。
さて、ここから私は有名な【地獄のぞき】を経て山頂へ行けると思ったのだが、【地獄のぞき】は反対側にある日本寺の管理地にあり、ルートが違うとのこと。
ひとまず山頂を目指して進む。
ここが小さなアップダウンが多く、なかなかしんどかった。
10時50分、山頂到着。
12年前はたぶん展望台までしか来ていないので、私にとって初登頂かもしれない。
山頂は狭く長居しないで来た道を戻る。
せっかくだから地獄ものぞいておこう、と意見がまとまり、
ググッと高度を落とし採石場を見上げながら日本寺の北口入口を目指す。
なかなかの絶景が続いた。
11時45分、北口管理所に到着。
700円の入場料を払い、日本寺の敷地内へ。
こちらはすぐ近くまで車で上がることができ、またロープウェイもあることから、普通の観光客で賑わっていた。
地獄のぞきも、行列が。
並ぶのは諦めた。
日本寺は鋸山の南面に造られた由緒あるお寺で、五百羅漢や大仏など見どころは多かったが、
それはまた別の機会に、と言うことで
駐車場へ向けて下山することに。
観月台方面へ向け下って行く。
12時30分観月台到着。
ここからも浜金谷方面が広く見下ろせた。
長い長い階段が続き、
12時45分分岐まで無事下山完了。
これ、ここから登ったら結構ダメージあるねー、といいながら登山を終えた。
おまけ。
海辺の湯で汗を流し、地元のスーパーで買い出しをして楽しい夜を過ごしたのであった。