体型はそんなに変わっていないのだけれど、足の形が変わったのか、
今履いている登山靴が合わなくなってしまった。
靴下を厚くしたからかもしれない。
理由はわからないけれど、ソールも減っていたところだし、剱岳を登ったご褒美に、
登山靴を買い替えた。
この色に一目惚れ。
登山靴は消耗品と考える自分にとって少し予算オーバーしたけれどまあ良し。
ということで、早く慣らしたくて金曜日に自家用車で向かったのはこちら。
登山を始めたばかりの頃よく来た山。
しかし6年ぶりとなればほぼ初めてと言っていい。
平日なので自家用車でアプローチ。
でも緊急事態が解除された反動か、駐車場は8割方埋まっており、到着する路線バスからもたくさんの人が降りてきた。
支度を整えて9時30分歩き始める。
最初は公園内を行く。見覚えのあるトンネル。
メインのルートは工事中。
ぐるっと巻いて鞘口峠。
ここから本格的な登山道が始まる。
三頭山は都民の森の一部なのでつい裏山のような簡単な山と思いがちだが、
立派な奥多摩三山に数えられるだけあって実はいろいろなアプローチがある。
紅葉はまだまだ。
スタートして約1時間。
3つのピークのひとつ、東峰へ。
10時40分到着。気持ち良い展望台。そして私は道を間違えた。
そういえばいつも間違える。
東峰のピークを踏んだら、戻ってはいけないのだ。
もし、戻ってしまうと…
いきなり西峰へ。
ここの山頂標が1番立派なので、ここだけ踏んで満足する人も多い。
私もそのまま通過しようかと思ったが、
やはり3つのピークを押さえないと!と思って、
西峰を戻り、来た道ではない方向を指す道標に従って、ちょっとした坂を登り返す。
すると、見つけたー。
中央峰11時20分
到着。さりげなくベンチもあって、ソロの男性がコーヒーを飲んでいた。
ここは来た道を下り、
複雑な分岐に到着。
さっき踏んだから、西峰は巻きます。
すぐに避難小屋到着。
声がしたから、中で休憩している人がいたのだろう。
きれいだもんね。
時間は12時。この辺りて昼食にしようかと思ったけれど、
この後のお風呂にゆっくり時間を使いたかったので、休まずに先へ。
ハセツネレースのコースになっている笹尾根を気持ちよく歩く。
コースはまだまだ続くが、この標識が来たら左へ。
沢沿いの道は一気に暗くなり、湿気も多く感じる。
ぬかるみ&落ち葉、という実はかなり危険なコンディションを、慎重に歩く。
最初のうちは少し大きく感じられた新しい靴も、ここまで歩くと馴染んできて、グリップもよく効いている。
滝の音が大きくなってきた。
12時35分、三頭大滝到着。
意外と早かった。
しかしここからのチップ道歩きが実は長い。
平坦で歩きやすい道を20分ほど歩いて
12時50分、駐車場到着。
お昼に食べるつもりだった菓子パンを食べ、支度を整えて、
下山後のお楽しみ、【数馬の湯】へ。
早かったこともあり、広々とのんびりつかることができた。
そして中央道の渋滞にもさしてはまらず、
夕方には帰宅出来たのであった。
今日も最高の一日だった。