最近私の趣味に付き合ってくれる体幹オバケの後輩。
10月、キャンプに行けないかと思っていくつかの候補日をあげたところいずれもダメで。
それなら日帰り登山はどお?と聞いてみたところ行ける、と回答をもらったこの日。
向かったのは中央線沿線のこちら。
約10年ほど前、登山を始めたころガイドブックに載っていてソロで来たことがある低山。
今回はよく紹介されている川合峠からではなく、一つ筋を違えた千足集落の方から登り、
山を越えた向こう側にある秋山温泉をゴールに歩く計画を立てた。
朝8時01分四方津駅到着の電車で待ち合わせ。
私は乗り継ぎがうまくいき、一本早く着いたので駅でおにぎりを食べ彼女を待つ。
時間通り彼女が到着し、駅前で客待ちしていたタクシーに乗る。
これで時間にすると1時間、距離にすると約2キロほど短縮出来るのだ。
タクシーの運転手は今日使う登山口のことを知らなかったようだったが、山奥の集落を抜け沢沿いを辿りなんとか到着することが出来た。
倒木があり、ここでタクシーを降りる。
あんまり天気が良くないなあ。
8時30分登山開始。
沢の音色が心地よい。
ちょっと手入れすればもっと登山客が訪れるだろうに、という感じの沢を何度か渡渉しながら進む。
沢から離れ、尾根に向かって急な斜面をツヅラに進む。
名の知れたお山なら階段やハシゴが設置されてもいいような急なところもあった。
急斜面のおかげでこの季節と思えないほどの汗💦
9時36分千足峠到着。ここから本日のピークに向かってアップダウンを繰り返す。
10時山頂到着。唯一の眺望もご覧のとおり。
今日の行程の序盤の序盤なので写真だけ撮って千足峠まで戻る。
ここから大地峠を目指して続くアップダウン。
結構な急斜面でトラロープだと心許ない。
下るのはイヤだなあ、と思っていたら、川合峠方面から数人のパーティーがおっかなびっくり下りてきた。
車道を越えると、入口は崩落のまま。
11時22分川合峠との分岐に到着。
秋山温泉方面へ向けて少し広い登山道になった。
ちょうどいい時間になったので、広いところを見つけてランチ。
彼女の好きなカップラーメン。
食後のコーヒーまでゆっくり楽しんで12時05分出発。
もう一度車道をまたぐと
作業道なのか広い登山道となった。
13時05分金山峠到着。
ここから秋山温泉方面へ向け、少しわかりづらい道を行く。
大月方面の眺望がひらけた。
この急斜面、まあ落ち葉で滑りやすく歩き辛かったが、体幹オバケの後輩はリズミカルに下りていく。
コツを聞くと「スキーみたいにすればいいっすよ」
…わからん(笑)
なかなか痺れるアップダウンが落ち着き、
だんだん里が近づいて来たのを感じる。
獣除けの大きな扉を開けて
14時04分秋山温泉側登山口到着!
斜面に作られた段々畑。
小さいけれど要所要所に案内版がある。
そこからバス通りを30分ほど歩き、
秋山温泉到着。
なかなかの山奥だったが車の通りは多く、休日の駐車場は結構埋まっていた。37度ほどの源泉をそのまま使用している温泉は滋味が感じられてよかった。
ゆっくり汗を流し、無料送迎バスにて上野原駅まで帰る。便利!
10月半ばとはいえ、まだまだ温泉は必要だな、と思った山行だった(笑)