この山のことを知ったのはつい最近。
SNSでよく見かけるようになり、調べたらなんと東京青梅の低山とのこと。
これは行かない手は無い、といつもの仲間を誘って出かけた。
青梅駅から徒歩約30分のところに登山口があり、周回はもちろん、青梅線の駅をつなぐコースもあり、
今回私たちは宮ノ平駅から河辺駅まで歩き、温泉で打ち上げ、というプランを立てた。
宮ノ平駅8時31分到着の電車でみんな集合。無人駅のため駅のホームに自動改札のタッチパネルが設置されている。
お手洗いは女性用は個室が2つ。
支度を済ませて登山口に向けて約30分ほど町中を歩く。
多摩川を渡り、吉野街道を奥多摩方面へ少し進んだ梅ケ谷峠入口交差点を左折するとすぐ案内板が。
しかし、その先コース中にたくさん設置されている案内板に【赤ぼっこ】の文字は無い。
しばらく“天狗岩”を目指して歩く。
車両行き止まりの看板の先、こんな奥にまで集落が?というところが登山口。
民家の左を入っていく。
地味だけどずっと登りの山道を歩いていく。
ひとしきり汗も吹き出してくる。
山、と呼んでいいのか?という丘陵地帯だが、
東西に伸びる稜線に出るとさらにアップダウンが続き、結構歩きごたえのある道だ。
天狗岩方向に進むと、山道のすぐ横で工事が行われていた。
重機が入り、土が積み固められている。
興醒めだったが、いずれソーラーパネルでも作られたりするのだろうか。
そして、どうやらこの辺りに要害山があったらしい。
その小さな山頂標のかけられた道標を、見逃してしまった。
戻る気にもならなかったので、先へ。
結構なアップダウンを繰り返して稜線から分岐した道を進むと
スタートして約1時間30分、10時27分天狗岩到着。
案内標の先まで行くと奥多摩方面がよく見渡せた。
登山者も続々と到着する。
サクッと写真を撮り、元の稜線に戻る。
ここから赤ぼっこまですぐに着くようだ。
天狗岩から約15分、10時45分赤ぼっこ到着。
あえて一本だけシンボルツリーを残し、見晴らしの良い広場が広がっていた。
この山を有名にした立役者が、この“まっくろくろすけ”ちゃん。
山頂標の下にたくさん集っていた。
トトロへのポストも設置されており、登山者が思い思いのことを記すノートが入っていた。
ここで休憩をとる。
オレンジの細い板は、その先に見えるものを案内しているようだったが、どれもインクが薄まって、読み取れたのは筑波山方面くらいだった。
赤ぼっこの由来。
さ、お腹も満たされたことだし、あのイオンの看板が見える河辺駅まで歩きますよ!
時刻はちょうど11時。稜線に戻り、二ツ坂峠を目指して歩く。
この辺りで自転車に乗った人たちに数人すれ違った。
結構急な斜面もあるが、階段は無いのでマウンテンバイクなら乗れるのかもしれない。
金網の向こうには何かの大きな工場があつた。
馬頭観音。
サービスショット❤️
サイクリストが休憩中の旧二ツ塚峠(車道が二ツ塚峠らしい)を左折し
次の目標は天祖神社。
緩やかな斜面をプリプリと歩いて行く。
落ち葉に隠れた石ころに要注意。
きのこの東屋は、霊園墓地の敷地だったのかな?
緩やか、されど長い下山路を終え、12時30分天祖神社到着。
お参りを済ませて長いけど歩きやすい御影石の階段を下る。
12時50分下山!
ここから河辺駅までの長いロード。
途中休憩を挟み約40分ほどロードを歩いて13時30分河辺駅前梅の湯到着。
ゆっくりと汗を流し、プリプリ歩いて時間を短縮したおかげでのんびりと乾杯することが出来たのであった。
おまけ。
「あと5分〜!(笑)」