3月にようやく明けたと思っていた感染防止緊急事態が、三たび行われるという。
そうなる前にどこか行こう、と思って選んだのはこちら。
先日登った光城山が、あまりにも美しく素晴らしい山登りであり、長年の夢が理想的な形で叶って少し燃え尽き症候群となっていた私。
でも、もう一つ気になっている桜の山があったのを思い出した。
またまた雲一つない山歩き日和の水曜日。
飯能駅のバス乗り場は多くの人で賑わう。
相変わらず人気の山だ。
河又バス停から30分ほど歩いて登山口へ。
9時、新緑のパワーをいただきながら沢沿いの道をスタート。
山道に入って30分ほどで、ワクワクする岩場のアスレチックが始まる。
水量によっては登ることが難しくなることもある沢。
滑落の事故も起きているので慎重に。
ワクワクアスレチックは終わり、あとは新緑を浴びながら急登との闘いとなる。
途中の林道にあるベンチ。
前回来た時は大雨の土砂崩れでガードレールもだいぶ埋もれていたが、元に戻っていた。
道標の奥の水場も復活。汲みに行くのはタイヘンだったけど。
土砂崩れの迂回路。
急登をぐるっと巻くと岩茸石。
急登はここからが本番。
せっかく作られた階段も、地面の脆さに耐えられない。だからといって、脇を通っても、滑る土質なので歩きにくい。
10時40分山頂直下の権次入峠到着。
10時55分、山頂到着。
山頂標の隣に立つのはこんな立派な桜の木だった。
見頃は少し過ぎていたけれど、青い空とのマッチングが素晴らしい。
珍しく空いている東屋でそよ風に吹かれて散る花びらを見ながらカップラーメンをいただく。
さて。
いつもならここから滝ノ平尾根を下ってさわらびの湯で汗を流すところだが、
残念ながら今日は定休日。
ここぞとばかり、今回は奥多摩の方面へ下ってみることにした。
ここも地図で見た通りの急斜面を激下り。
ルートが取りづらい樹林帯だが、百軒茶屋への看板がちょうどよいタイミングで設置されている。
急登を30分ほど下ると、古びたわさび田が現れた。
ここも大雨の影響で流されてしまったのかな…。
と思ったら、
下流の方では清流の流れにちゃんと栽培されていた。
下山を始めて1時間15分ほどで車道に出、案内版にあった百軒茶屋というキャンプ 場に到着。
もっとひなびたキャンプ 場かと思いきや、昨今のブームが後押ししたか、貴重な都内のキャンプ 場ということでとてもキレイに管理されていた。
車道を15分ほど歩くと、本日のゴール清東橋バス停に到着。
バスの出発まで20分ほどだったので、着替えをしてジュースを飲んだりしてまったり過ごした。
1時間に1本程度のバスにタイミングよく乗れて、