トレーニング登山第2弾。
とにかく急登を!と地図と睨めっこして選んだのはこちら。
急登と聞いて真っ先に思い浮かぶのは実は鷹巣山に向かう稲岩尾根だったりする。
しかし数年前の台風の影響でまだ復旧がなされず、登ることはできない。
でも奥多摩にはいくつか急登ルートがあったはず。
アクセスと等高線を吟味して、始発に乗って奥多摩駅へ。
ご覧の通り天気は雨。
しかしトレーニングだから天気はなんでもよかった。
登山口に近い水根バス停ではなく、少し上の奥多摩湖バス停で下車したのは私だけ。
雨をしのげるところで支度をして9時に歩き始める。
最初は舗装路を20分くらい歩いて登る。
適所に案内板あり。
9時20分登山口到着。
民家の庭先をかすめていきなり急斜面の樹林帯へ入っていく。
そこで地元の方らしきおじさまと挨拶。
覚悟はしていたけれどご覧の通りの登山道。
写真を見返しても同じような樹林帯が延々と続く。
他の人のSNSを見ても写真が少ないわけだ(笑)
そんな中でも心を癒やしてくれるギンリョウソウ。
誰にもすれ違わない雨の山道。しかし思ったより暗くない。
あまりメジャーな山ではないけれど歴史はあるんだろうな。
まだまだ急登は続く。
歩き始めて1時間25分で現れた2つ目?の道標。
ここから斜度がやや緩やかになる。
11時、地図に載ってるポイント“トオノクボ”到着。
マルバダゲブキ?と思われる植物が群生している。
濡れた落ち葉で足が掬われ歩きづらい。
そして意外と角度がある。
11時35分、山頂到着。
雨は一段落していたが、誰もいなかった。
山頂でランチにするつもりだったが、虫がすごくてのんびり出来ず、おにぎりを一個かき込んで下山することに。
ここで、登山靴のつま先対策として靴紐を締め直す。
帰りは奥多摩駅を目指して石尾根を下る。
このルートは2回目。尾根のあたりは歩きやすい道が続いて気持ち良い。
しかし、標高が下がってくると、土がえぐれて木の根が露出し滑りやすくて歩きにくいエリアに突入。
なんとかぬかるみエリアを抜けると雰囲気が里山に近くなってきた。
これはキノコ?
この橋を越えれば
石尾根入口登山口はすぐ。
ここから車道とショートカットの山道を交互に下る。
この階段は酒屋さんの駐車場につながっている
左に曲がると見覚えのあるインフォメーションセンター。
14時30分奥多摩駅到着。全身を着替える。
もえぎの湯で汗を流したかったが、近くをドライブしていた家人が迎えに来たので高速で帰路についた。
今日は蒸し暑い梅雨の雨の山歩きだったが、今度はもう少し季節が乾いてから歩いてみたいと思うトレーニング急登だった。