昨年一緒に登った山で足首をいため、そのままずっと山から遠のいている仲間がいる。
無理は禁物とはいえ、どのくらいの山だったら登れる?と聞いてみたら、
最初の一歩の背中を押してもらいたい、とのことで、お天気も良さそうなこの日、向かったのはこちら。
早朝彼女の車で迎えに来てもらい、三つ峠駅からさらに入った駐車場に着いたのが7時ころ。
駐車場は登山口ギリギリにもあるが、わずか3台くらいしか停められないので、私たちは憩いの森へ。
もっと混んでいるかと思ったけれど…。
支度をして歩き始めたのが7時25分。
勾配のある舗装路を上がって行くと
登山口到着。
この山は私も約4年ぶり。
前回のデータを見返しつつ、同行者である彼女の足首の様子も気にかけつつ、標高を上げていく。
久しぶりの山の空気。知らぬ間にもう冷たい冬のにおい。
約30分歩いて【股のぞき】到着。
想像以上の富士山の姿!
今日の眺望は期待できますなぁ!
【馬返し】
こうして大好きな富士山に見守られながら坂道を歩く。
結構急だ(笑)
途中途中に歴史を感じる石碑などがあり、
9時14分、八十八大師到着。
急登はここまでで、耳をすますとクライミングをする人たちの声が聞こえてくる。
いくつものグループが富士山に向かってそびえる屏風岩に取り付いている。
そしてこの岩のてっぺんが三つ峠の一つ、開運山だ。
私たちは回り込んでまず三つ峠山荘の方から行くことにする。
10時10分展望広場到着。
ここが木無山かと思ったが、ピークはもっと河口湖方面に進んだところだった。
私たちが来たコースはそんなに登山者がいなかったのに、山頂にはたくさんの人。
アクセスコースもいくつかあるので、人気の高さがうかがえる。
私たちは三つ峠山荘の前で昼ごはん休憩をすることにした。
この時間になっても雲ひとつかからない富士山。
あー、なんて素晴らしい登山日和なんでしょう!
食事を終え、お手洗いもお借りして、
開運山へ向かう。
あれ?こんな階段だったっけ?
山頂は、ここでランチを食べるような雰囲気ではなくなってしまった。
ひとしきり記念写真を撮ったあと、残りの一座御巣鷹山へ。
御巣鷹山はアンテナが立っていて、山頂を示すものが無いんだよ、と話しながら一周していると
おお!プレート発見(^^)
なんか今日は嬉しいことばかりだな。
大満足して、来た道を下山する。
気付いたら彼女の足首のことをすっかり忘れていた(^^;;
私とは違い、下山が苦手な彼女に合わせて慎重に足を運ぶ。
14時10分、無事に駐車場に到着。
さ、これからお風呂に入って…を思っていたが、中央道の渋滞がもう始まってしまったので、
着替えだけにして、帰路に着いた。
それでも自宅まで4時間半かかってしまった。
このお天気だもの、仕方ない。