モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2023.10.28櫛形山

アルプスの短い夏が終わり、近郊低山の季節がやって来たかと思うと、テン泊納めをどこにしようか焦りだす。

先日の荒船山は、キャンプが寒すぎ、翌日も雨に降られて不完全燃焼に終わってしまった。

誰ともなく「来週土日暇だけど?」と声が上がり、いつもの4人で向かったのはこちら。

f:id:jzm02454:20231120130008j:image

中央道甲府南インターから富士川方面へ車を走らせる。

目の前にどーんと構えるのが櫛形山だ。

f:id:jzm02454:20231120144221j:image

今回は櫛形山のふもとのキャンプ場に泊まる予定なので、一番標高の高い池の茶屋登山口を目指して山道を進んだ。

渋滞にはまり、到着したのが10時30分。

もう下山した人がいるようで駐車場には空きがあった。

 

10時45分、登山スタート。

鹿よけのゲートを開いて山の中へ。

 

f:id:jzm02454:20231120130631j:image
f:id:jzm02454:20231120130635j:image

割とすぐに尾根に出る。

しかし尾根はそこからまだ先へ。
f:id:jzm02454:20231120130642j:image
f:id:jzm02454:20231120130639j:image

途中、南アルプスの山並みを展望出来るベンチがあった。

f:id:jzm02454:20231120130757j:image

長い斜面をクリアすると山頂は台地になっていて、秋の彩りに溢れた森を堪能出来た。
f:id:jzm02454:20231120130753j:image
f:id:jzm02454:20231120130801j:image

まず最初に現れる三角点に11時20分ころ到着。

f:id:jzm02454:20231120130110j:image

さらに森を辿って行くと
f:id:jzm02454:20231120130115j:image

11時35分、山頂到着。

樹林帯で眺望はなかったが、ファミリーがひと組休憩していた。ここで折り返す予定だったが、

評判の良いテント場があるとのことだったので、

休憩時間を省略してそちらへ向かう。


f:id:jzm02454:20231120130008j:image
f:id:jzm02454:20231120130013j:image

またしても豊かな森を歩く。深呼吸して樹々から放たれるエネルギーを全身に取り込む。
f:id:jzm02454:20231120130031j:image

f:id:jzm02454:20231120130037j:image

滑りそうな斜面をググッと降りて行くと12時15分ほこら避難小屋に到着。

お手洗いも併設。とても手入れの行き届いた施設だった。
f:id:jzm02454:20231120130042j:image

f:id:jzm02454:20231120140246j:image
f:id:jzm02454:20231120140243j:image

ほこら小屋のある反対側には広いテント場。

こんな山の中にこんな芝生のキレイな広場があるなんて…とザクザク歩いて行くと、

実は細かな隆起がたくさんあってデコボコし、そのくぼみにシカのフンが溜まっていたりして(苦笑😅)

でもキレイなトイレと水場がある山の中のテント場は魅力的だな、とドキドキ。
f:id:jzm02454:20231120130841j:image

さて、ここから駐車場に向け戻ろうと思い、地図を確認すると、どうやら巻道で帰れるようだったので、そちらを選択。

開けた眺望のところには丁寧に植林されていて、この景色もいつかは見えなくなってしまうのだな、と焼き付ける。


f:id:jzm02454:20231120130022j:image

この巻道は【管理歩道】と名付けられていて、公園のように歩きやすかった。

しかし、あまり歩かれている様子はなかった。

もったいない。
f:id:jzm02454:20231120130052j:image
f:id:jzm02454:20231120130102j:image
f:id:jzm02454:20231120130047j:image
f:id:jzm02454:20231120130017j:image

巻道なのでかなりくねくねしていたが、

南側になればご覧のように紅葉が美しく、みんなで撮影タイム。
f:id:jzm02454:20231120130057j:image

およそ3キロメートルを歩いて駐車場に到着したのは14時を回っていた。
f:id:jzm02454:20231120130106j:image

 

今日も楽しい山歩きができたことを讃えあい、

富士川方面まで下山しキャンプのための買い出しをする。

 

そして貸切状態のキャンプ場でワイワイ宴を楽しんだのであった。

f:id:jzm02454:20231120144202j:image