この冬、ソロキャンプ を始めた。
しかし、あまりの楽しさに体がなまりそうだったので、
キャンプに登山を絡めることにし、選んだのはこちら。
実は行きたいキャンプ場がまずあって、調べたらすぐ近くにいい感じでコースが始まっていたのだ。
田貫湖キャンプ場。
富士山が見える高規格のキャンプ場だ。
チェックインが8時からだったのでまずテントだけを張り、
駐車場に戻って車で登山口に向かった。
(キャンプ場からも歩いて登れるが、その後に計画を立てていたので。)
登山口は、キャンプ場の奥にある休暇村富士の裏手。
休暇村富士の駐車場に車を置かせてもらい、10時35分スタート。
山頂までは約2時間。
富士五湖を囲むように連なる山々の一端である長者ヶ岳だが稜線までは杉林の斜面をツヅラで登る。
11時16分、稜線にある展望広場に到着。田貫湖とキャンプ場が見下ろせる。
しかし富士山は…。
本来なら左手にそびえる大きな富士山に見守られながらの稜線歩きとなるはずなのだが、
今日はひたすら斜面と向き合う。
関東ふれあいの道、というだけあって整備されていて歩きやすい。
稜線も緩やかな登りが続き、なかなかの登り応え。
今はすっかり葉の落ちた登山道だが、新緑や紅葉の季節には迫力ある景色を堪能できるのだろうな。
思いがけず早く12時05分山頂到着。
ベンチがたくさん置かれた山頂では先客が休憩中。
南アルプス方面は晴れていた。
田貫湖を見守る狸。
今日は諦めましょう🗻
平日のためテントの数は増えない。
標高1300メートルを超えた山頂はまだまだ冷え込み、360度ぐるっと眺望を確認して来た道を戻る。
今日は普通の日帰り登山ではなく、キャンプをするので、
下山が早ければそれだけテントでのんびり出来ると思い、わき目も振らずに下って行く。
(ピストンなので写真も無い(笑))
コースタイム3時間30分のところ、なんと2時間40分で登山口まで降りてくることが出来た。
そして、受付が13時30分までの休暇村日帰り入浴に間に合うことが出来た。
休暇村のお風呂からも富士山がばっちり見えるはずだったが、またいつかの楽しみに残しておこう。
お風呂の後、道の駅朝霧まで足を伸ばし、地ビールなどを購入し、キャンプ場に戻る。
そこから荷物を運んでセットし、登山とお風呂でカラカラの喉を地ビールで潤す。
やっぱり山を絡めると充実感と達成感が違い、ビールの吸い込みもいい(笑)
心の目で富士山を楽しみながら楽しい時間を過ごした。
おまけ。
翌朝の景色。
今日は長者ヶ岳からの富士山は絶景だろう。