モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2016.2.24多峯主山天覧山

前回から一週間空くのでどこか山に登ろうと思ったけれど、なんとなーく気分が乗らないのは、このどんよりとしたお天気のせいだろうか。
遠出の出来ない平日は行き先も限られ、迷った挙句中央線沿線で、と決めかけたところで人身事故のニュース。

ずるずると時間は過ぎ、結局今日は駅から歩ける飯能のこちらに行ってきた。

ダイヤの乱れで狙った電車には乗れなかったのだが、そのおかげで西武秩父線の乗り継ぎが良かったので、当初飯能駅からの周遊の予定だったのを、武蔵横手駅から歩くことに。

しかし私は奥秩父の登山地図を持っていない。(今回は西武鉄道のハイキングマップのみ。)
ネットで調べた地図を見ながらのハイキングとなった。

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武蔵横手駅から高麗川の遊歩道を数分歩き、そのあとは西武線の線路に沿って踏切を跨ぎ跨ぎしながら進む。

マップを見ながら、ここから線路を離れて…というところで、またまた道間違い(・_・;

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踏切を越え、林道っぽい道が始まったのでそのまま進むと、数分て左手に舗装路を分ける分岐に。
一応マップを確認したのだけどそこまで細かく書いてなくて、私は直進したのだが、舗装路に進むのが正解だったよう。
でも、車が途中まで入れる林道は荒れていたけど沢沿いに整備されていて、しかも赤テープも貼られ全く疑問に感じなかった。

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ところが行き着いのはここ。

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赤いテープはこのコンクリートの壁を乗り越えるように誘導していたので、左側から登る。
道にはなっていないけど踏み跡があったのでここでも疑問に思わず。

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ここまで来てから、赤テープが無くなる。
すると、この斜面の上が結構車の通る道であることが見てわかった。電線も見える。
本来なら道を戻るべきだったろうが、登れそうな斜面であり、マップを見て現在地の確認が出来たので、その斜面を登ることにした。

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マップに記されている多峯主山の方向へ向けて住宅地を進む。
すると行き止まりに。
このフェンスの先なんだけどなー、と見回すと、住宅の横に公園の入口が。

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こうして無事登山道に戻ることが出来た。
住宅造成のために切り開かれた多峯主山の端を歩く。
先ほどの行き止まりの先はソーラーパネル広場になっていた。

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数分で高麗駅からの合流地点に着き、一安心。

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眺望が広がるはずの山頂は数人の登山者が休憩中。

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西側には都心のビル群まで見渡せたが、なんとも寒々しく、そして風も吹いていたので早々に離れる。

石段の続く斜面を下り天覧山方向へ。

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ここを登るのは一汗絞られそう。
下りてしまえばあとは穏やかな山道。
何人もの登山者とすれ違った。いや、登山ではなく散歩をしているご近所の方々だったかもしれない。

すぐ、見返り坂と奥武蔵遊歩道との分岐に。
道標には、見返り坂の方にだけ“天覧山”と記載があるのでそちらに進みそうになったが、マップにて確認し、“高麗駅・奥武蔵遊歩道”の道標方向へ。

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マップに書かれている以上に細かく道があって、道標も設置されている。
今回は行かなかったが、見返り坂とか、雨乞池とか黒田直邦の墓所とか、名所史跡がたくさんあるようだ。

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木々の隙間から見える天覧山を望みながらどんどん進むと、山頂下に到着。
整備された階段を登り、到着。

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こちらも、その昔明治天皇が視察をされただけあって街並みや山並みが広がる。
本当にこのお天気が憎しい(笑)

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しかしとにかく寒々しいのとお手洗いに行きたかったのとで早々に退散(笑)

中段、という広場にあるトイレはとてもキレイであった。

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ここからは舗装された道を下る。
隣は能仁寺の境内。
もう少し暖かくなればたくさんの花々に彩られることになるだろう。


大通りを渡った中央公園には、鉄腕アトムの像が。

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しかし誰もいない公園は寂しい。
このどんよりとした空と相まって、初めての二山はなんとも寒々しい印象となった。