巷ではコロナ騒ぎがだんだんきな臭くなってきて。
“人混みは避けましょう”みたいなことが浸透し始めて。
でもアウトドアのレジャーは大丈夫でしょ!と危機感のない私は、このところ撤退が続いている山歩きの鬱憤を晴らすべく、
茨城の友達を誘って久しぶりにこちらへ。
牛久の駅で拾ってもらい、下道を約1時間。
9時前に大円地の駐車場に到着した時はほぼ満車。
トイレのあるところから少し戻ったところに駐車し、準備をして登山開始。
前回の本社ヶ丸の撤退が悔しかった私は、今回はみっちり歩ける男体山から尾根道を歩いてぐるっと周回するロングコースを考えていたのだが、
今回同行するもう1人の友人が、このお蕎麦屋さんに行ったことない、ということがわかり、
あえなくいつもの“シメ蕎麦コース”へと変更(笑)
楽しく歩くのが一番!(^^)
さて。
上りは鎖場が有名な健脚コースを選択。
しかし私はこのあと、自分の記憶力の無さを痛感することになる。
標高が低いからと言って侮るなかれ。
樹林帯に入ると急斜面がお出迎え。
沢の軽やかな音で落ち着かせながら、吹き出る汗を拭う。
落石注意の看板が見えたら、鎖場が始まる。
ここはよく覚えている。
通り抜けられるかハラハラしながら
なんとかよじ登る。
さて、もう山頂かな?と時計を見ると、まだ歩いて50 分(笑)
目指す山頂もまだまだ上の方だ。
そして、まだまだ続く荒れた急斜面。
息は上がり、一歩一歩に声が思わず漏れる(笑)
時々振り返って呼吸を整えながら、
10時20分、東屋に到着。幸い誰もいなかったので腰を下ろして休憩。
歴史を感じるいたずら書きを眺めながら体を冷やす。
今度こそ山頂はすぐそこだ。
先ほど譲ってくれた団体さんが到着したようだ。場所を譲り、私たちは先へ。
滑りやすい足元に気をつけて、10時30分山頂到着。
山頂は多くの登山者で賑わっていた。
私たちは、ランチはお蕎麦、と決めていたので、記念写真を何枚か撮り、長居することなく一般コースを下る。
振り返って山頂。
それにしても、この疲労度はなんだろう!
たった1時間半しか歩いていないのに、もうこれ以上登れない、という体の重さ。
「尾根道を歩くってどの口が言ったの?」と自虐しながら歩きやすい山道を下っていく。
さっきの鎖場といい、この一般コースといい、私はすっかり記憶が無かった。
6年前ともなると、そんなものだろうか。
「すごくダラダラと下りが続くんだよ」と茨城の友達が言い、園地を過ぎてその通りの沢沿いの道に入る。
ダラダラとつづらの道を歩いて歩いて、
11時40分、分岐に到着。
体感的に2000メートル級の山を登った感じがした今日のお山に感謝し、
次の目的へ!
大円地山荘。
今はお蕎麦屋としてわざわざ食べにくるお客さんも多いそうだ。
部屋にはまだ石油ストーブが置かれ、汗をかいたままの体は冷えていく。
着替えた方が良かったかも。
高齢のご夫婦が切り盛りするのんびりした時間の中、ノンアルコールビールで今日の登山を振り返る。
すると有名な天ぷらを盛り付けたお蕎麦が到着。
さくっとつるっと美味しくいただき、昼過ぎには帰りの車中でまったりとすることが出来た。
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