20年来の付き合いの後輩がいる。
コロナ禍でしばらく会っていなかったが、いろいろ緩和されて来たので会いたいな、と思い連絡をしたところ、
「私も山に行きたいでーす!」と嬉しいお返事。
そんな彼女とどこに登ろうかと考えて選んだのはこちら。
もともと彼女はスポーツ万能で体力もあり、南高尾ルートも歩いたりしているそうなので、
アスレチック的なこのお山を楽しんでくれるのではないか、と思ったのだ。
下山後にはお風呂にも入れるし♨️
さて。
飯能駅7時40分発のバスに間に合うように待ち合わせ。
無事合流し、名郷行きのバスに1時間近く乗る。
乗客は10人程度。
さわらびの湯には寄らないので河又名栗湖入口バス停で下車。
お手洗いを済ませて歩き始める。
最初は有間ダムまで舗装路の坂道を歩く。
これだけで息が上がる。
白谷沢登山口まで約30分かけて到着。
登山届を記入し投函。
さあストックを用意して山の中へ。
沢の音を聞きながら新緑のエネルギーを浴びる。
全身の細胞が喜んでいるのを感じる✨
何回か渡渉しながら沢の水の冷たさに感動する後輩。
山深くなって、アスレチック感が出てくると感嘆の声をあげつつすんなりとあとをついてくる。
さすがだな。
このコース核心部の岩場をクリアし、山登りの楽しさに気づいたようだ。
数年前の大雨でだいぶ崩壊してしまった話などをしながら、林道のところでひと息休憩。
それにしても彼女のタフさは想像以上。
先輩ヅラして先を歩くものの、息も乱さずぴたっと後ろをついてくる。
「ちょうどいいペースです😃」と余裕の笑み(笑)
この山にして正解だったよねたぶん(笑)。
登山口から2時間25分、ゴンジリ峠到着。
最後のひと登りで山頂だ。
東京都との境目であることを話しながら木の根の張り出したぬかるみに向かう。
11時38分山頂到着!
登山道ではあまり合わなかったが、山頂はそこそこ賑わっていた。
かろうじて空いていたベンチを見つけお昼ご飯にする。
彼女が使いたがっていたバーナーを活用し、カップラーメンを。
そして私は、彼女が飲みたがっていたコーヒーと一緒に頂こうと、
食後にエクレアを。
ちゃんと保冷してね。
山頂ランチを満喫し、12時45分下山開始。
木の根の張り出した道は棒ノ折山の名物だと思うけれど歩きづらいのもたしか。
滑るよ、と注意しながら歩くも、彼女は滑りながらもバランスを上手くとって転ばないで歩いている。
ああ、彼女は体幹オバケだったのだ(笑)
岩茸石をすり抜けて違うコースで下山する。
お互いアラフィフになり、ちょっとしたケガも大事になってしまう、という話をする。
だから下山も慎重にね。
だんだん足の裏が痛くなってきたころ
無事さわらびの湯に到着。
この坂道がキツいんだ(笑)
平日の空いた温泉でさっぱりを汗を流す。
帰りのバスの時間があるのでゆっくり…とはいかなかったが、
バスを待ちながらプシュ!
この幸せな瞬間を彼女も喜んでくれたようで楽しい山登りとなったのであった。