モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2016.3.27弘法山

今年は少し開花が早かったので、ちょうど良いタイミングかと思って日程を決めた今年のお花見登山。
寒さも和らぎ気持ちよく歩けるのでは、と声をかけたら5人の山友達が都合をつけて参加してくれた。


朝10時の秦野駅はリュックを背負った老若男女で大賑わい。
多分このみなさんほとんど弘法山に行くんだろうな、とその人気を再確認。

日差しが気持ちよい車道を登山口まで歩く。
途中で暑くなりウエアを脱ぐ。
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そびえ立つ塔ノ岳などに比べ、目の前の山姿にかなり肩透かしをくらっような友人たちだったが、歩き初めてすぐ大汗に(笑)

まだ葉の落ちたままの明るい登山道は、気がつくと桜の樹が多くなっていて、
程なく浅間山頂に到着。
秦野の街がよーく見える。
日差しも温かく気持ちのよい里山歩き。
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続く山道の先に特徴ある展望台を見つける。
あそこが桜の広場になっているのだと説明し、どんどん進む。
賑やかな声が近づきたどり着いた権現山頂。
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桜はやっと蕾がほどけ始めたという状態だったが、空を近くに感じられる広場で休憩をしている団体さんも多かった。


歩き初めて約1時間。まだまだ歩き足りない仲間たちとさらに進む。
馬車道は屋台が並び、今日の桜まつりを盛り上げようと地元の方々が様々なものを販売していた。
焼きそばなどもとても良心的なお値段。

このあたりまではお手洗いも整備され、ぼちぼちランチの場所を探そう。
弘法山の少し手前、お手洗いも近くにあるし、幸い空いていたテーブルを見つけ、そこでランチタイム。

今回のテーマは、山を始めたばかりの友人に、カップラーメンの美味しさを体験してもらうこと。
コッヘルを持っているメンバーがお湯を沸かし、熱々のカップラーメンをワイワイ言いながらいただく。
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みんな仕事を続けている同期。
「仕事場とか家で同じのを食べてもこんな味しないんだよねー。」

またまた新しい山の楽しさを知ったようで嬉しかった。

気持ち良いハイキング、あっと言う間に缶ビール2本が空いてしまう(笑)

これ以上飲んで、ヘロヘロにならないように、楽しいランチタイムもほどほどで切り上げ、次の目的地に向かって歩きを再開。

弘法山ではご開帳をしていて、いつもはひっそりしているお社の前で無料甘酒が提供されていたり、賑やかに盛り上がっていた。

ここから先の道は本格的な登山道となり、緩やかな昇降の道を順調に進む。
明るい登山道は本当に歩くのが気持ちよい。
途中いくつものグループと遭遇した。
道端に咲いている小さなお花などの写真を撮ったり、ポットからお茶を飲んだり、それぞれのペースで楽しんでいる様子。

乾いた足元もとても歩きやすい。

前回はちょうど1年くらい前に善波峠から大山へ進路を取ったが、
久しぶりに歩く吾妻山はその標高とは関係なく十分山の雰囲気を楽しむことができた。

時刻はまだ2時前。
駅前にある日帰り温泉“弘法の里湯”も混雑する前に汗を流すことが出来、
充実した山歩きが出来た1日だった。