モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2016.4.9宝筺山

4月に入り、新年度の慌ただしさと春の雨に振り回され、
久しぶりのお山となった宝筺山。
筑波山に控えめに並んでいる里山である。

この山に登るのは昨年秋以来2回目。
駐車場も広くあり、お手洗いや案内所もあって登山者に優しい山だな、と思う。


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筑波山と同じように、尖浅間山と宝筺山と2つのピークを踏むことが出来るこの山域は、標高も高くなく、裏山的な意味合いが強い。
現に、割と軽装備の登山者や、小さなお子さんを連れた家族など、登山を身近に感じている人たちに愛されている山だと感じた。



宝筺山は、山桜も有名で、秋に登った時に“絶対桜の季節にも来たい”と思ったので、徐々に近づく山姿を見て、ところどころふわっと白く輝いている桜の多さにワクワクした。


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沢沿いのコースを行く。
こんなに力強い沢が流れているんだ、ということに驚く。

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深く息を吸うと、体にマイナスイオンが満ちていく。
気持ちのエネルギーが満たされていくのを感じる。



長長坂と名付けられたつづらの道をすすむ。
もともと気温が上がるという予報だったので薄着で出かけたが、それでも汗を絞られる。

意外と粘り強い坂を登りきると、大きな岩の上に無造作に置かれている立派な山頂標。
奥にはつくばの街並みが春霞の中にぼんやり見える。

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さらに歩みをすすめ、宝筺山へ向かう道をぐんっと下って行く。

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端に咲いているのは薄紫のすみれであろうか。
思いの外桜が散ってしまっていたので、足元を見ながら進んだ。

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そして山桜が集まっているエリアに到着。
ここも見事に散っていた。
ふもとの桜は今が見頃だというのに、山桜は先に咲いたようだ。

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少しガッカリしながら辿り着いた山頂で、頑張って咲いてくれていた八重桜をパチリ。

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たくさんベンチやテーブルが置かれている山頂では人々が思い思いに腰をおろして佇んでいる。

私たちも記念撮影(笑)。

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時間はまだ11時すぎ。
ランチをぐっと我慢して下山する。

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地面に根付いて咲いていたボケの花。
そして下山途中にある幸福の門。

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途中にはもう山ツツジが咲いているところも。

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お地蔵さまが並ぶ道まで来ると駐車場はすぐそこ。
お地蔵さまを照らす光が優しいな、と思ったら、ここの桜は見頃だった。

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