実は2度リタイアしている、武蔵五日市の金比羅尾根。
やっとリベンジの機会がやって来た。
ブランクのある友人たちとの気持ち良い山歩きだった。
ホリデー快速秋川1号で待ち合わせの武蔵五日市の駅へ。
ここから少し住宅地を歩いて登山口へと向かう。
コンクリートのたたきで出来た登山道は結構な角度。
後ろから若者チームがサクッと追い越していく。
さて。
問題の“金比羅山巻道。
初めてチャレンジしたときは、この金比羅公園の中で道を間違えたのだった。
たしかこの巻道を進み、
T字路につきあたって…。
左に曲がってしまったのだった。
今回はしっかり右の斜面を進む。
すると、笑ってしまうくらいすぐ、金比羅公園(神社)に到着。
こんなに近ければあの場所に道標立たないわ(笑)
あっけなさに驚きつつ、お手洗いを済ませ、先へと進む。
実は金比羅山の山頂はこの広場ではない。
(標高が書きかえられている。)
しばらく公園内の整った道を進むと、林道に掛かる橋が出てくる。
その手前、細い斜面に踏み跡が付いていて、それを、登ると金比羅山。
そして私は以前その山頂から道を見失い、見当違いのところへ下山してしまった。
それが2度目の失敗。
今回は金比羅山の山頂は踏まず、そのまま尾根道を素直に進む。
鬼門であった金比羅山を抜け、
いよいよ日の出山までのロングコースが始まる。
標高差約500メートルを、約7キロほどかけて登る。
緩やかな尾根道は杉の木に覆われ、木陰が気持ち良い。
息が上がらないからおしゃべりも止まらない(笑)
あまり景色の変わらない中、休憩をこまめに挟みながら、気づいたら日の出山が目前に。
そして、本日一番のハイライト、木の階段に到着。
たしかに、目前にするとげんなりするビジュアル(笑)
急がずにゆっくりゆっくり踏みしめて、
日の出山到着(^o^)
ちょうど正午を回っていたので山頂は賑やか。
私たちもここでお昼ご飯。
エネルギーを補給し、
意外と(失礼(笑))元気な様子の友人たちと、このまま御岳山へと向かうことにする。
御岳山までの道はたくさんの登山者とすれ違った。
人気のあるコースだ。
御岳の宿坊街に出ると神社はすぐ。
境内の階段を前に、気持ちを奮い立たせる。
登りの苦手な友人Aが瞬く間においていかれる(笑)
一足先にお参りを済ませ、私たちは初めてお社の裏手に入った。
そこは意外と広く、いくつもの神様が祀られていた。
数年前に立てられた新しい山頂標をパチリ。
ここまでかなりの距離を歩いてきている。
あとはケーブルカーの駅を目指してクールダウン。
頑張ったご褒美に…
わさび味は本当にしびれた~(笑)
今回の行程は約14キロと長かったが、木陰の樹林帯が涼しげで程よく瑞々しく、
その緑の中で深々と深呼吸すると、身体中の細胞が目覚めるような新鮮さがあった。
山の中は命のエネルギーに満ち溢れている。