モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2019.1.17前十字靱帯断裂~まさかの展開

2回目の診察とリハビリデビューのため再び大学病院へ。

今日は膝の専門医のリーダーの先生に診てもらうことになっている。

処置室というところに呼ばれ、診察台に横になる。
膝の屈伸を見てもらうと、だいぶ曲がるようになったようだ。
(前回は50度くらい、今回は95度くらい)


リーダーの先生に手技にて診察してもらう。

膝の裏側とふくらはぎを持ち膝を前後にずらしながら、
「ほら、こっちはカチっと止まるでしょ?
でもこっち(ケガした右側)は止まらないもんね。やっぱり切れてるよね。」

体感できて面白い。


リーダーの先生からも、
手術を勧められ、意思が固まっていることを告げると、手術日を決めることに。


やはり、案じていたとおり、希望していた2月中は埋まっている様子。
3月にかかると、こちらも仕事が立て込んでくる。


「では、21日の月曜日はどうですか?」


え?
4日後の月曜日?

まだ受傷してひと月経ってないけど?
膝も完全には曲がらないけど?


「あとはもう3月になってしまうんですよねー。」


なんと!
暇さえあれば同じケガで手術をされた方々の経験談を読み漁り、余計な不安に苛まれまくっている今の私にとって、

Xデーを早く迎えることは幸運としか思えない。

私は、手術してもいいくらいに回復しているのか、と先生に質問したところ、

「少し早いかもしれませんが(!)、まあプロのスポーツ選手なんかは受傷後すぐ手術しますからねー。

長い目で見ても、治癒具合はそんなに変わらないんですよ。
術後のリハビリを頑張って下さいね。」


心は決まった。
正直、いろいろ予定も入っていたのだが、
全てをキャンセルしてもこの幸運にはかえられない、ということで、
急な展開だが、週明けの月曜日に手術することになった。


そこから、術前の検査を怒涛のようにうける。

血液
尿
心電図
肺活量
(レントゲンは前回済み)

急に決まったので、検査も割り込みでやらせてもらったようで、
ホントラッキー


おかげさまで体に異常はなく、無事手術を受けられるようだ。
さまざまな同意書にサインを書きまくる。


さらにそのあと、術後に装着することになるオーダー装具の計測を行い、
初めてのリハビリを受けに行く。



明るいリハビリルームは、ランチタイムということもあり、患者さんは居なかったが、
予定が変わった私のために担当の女性の先生が待っていてくれていた。


やや固まっている膝を優しくほぐしながら、
伸ばしたり曲げたり。

痛みはまだあるが、その痛みは乗り越えていいもののようなので、先生に教わって力を入れてみる。


手術の日が決まったことを伝えると、「これから頑張りましょうね!」と明るく言われ、

体のデータを取って終了。




この日はそのあと、入院についての説明を受け、帰宅した。




いよいよだ。
待ちに待った手術。
初めての入院ライフに不安も大きいが、
術後の期間を長く取って、しっかりリハビリして、
また元気に山に登ることができるように、回復に努めたいと思う。


#前十字靱帯断裂