手術を決め、大学病院に初診に来た時から担当して下さっていた先生が、今月で転勤するとのことで、
先生最後の診察に行ってきた。
レントゲンを撮り、診察の順番を待つ。
今日はリハビリの予約は無いので診察室の前に直行した。
いつも、予約時間はあって無いようなものというか、一時間くらいヘーキで待たされるが、
早めに来てもそれは同じ(笑)。
しかも今日は、
その先生の最後という事もあって、
一人ひとりの診察時間がたっぷりあったように思う。
現在私の膝は、
手で力を加えると完全に伸びるようになったが、自分の力で伸ばそうとすると、膝が反るような痛みがある。
屈曲も体育座りの格好でかかとからお尻まで約10センチ、といったところ。
力を加えてかかとをお尻に付けようとすると、膝のお皿のあたりがまだ固く、若干痛む。
しかし、日常生活にはほぼ不便を感じない。
待ってる間は長く思えるが、
自分の番になると
画像を見ながらしっかり説明をしてくれ、
患部に触れて診察をしてくれ、
質問にも丁寧に答えてくれる先生の診察はとても贅沢に思えた。
伸屈も問題なく、
内側側副靭帯の痛みもなく、
経過は順調とのことで安心する。
「正座はいつ頃出来るようになりますか?」
だいぶ曲がるようになったのでそんな質問をしてみると、
「今あまり正座をする機会ってなくなって来てるんですよね。
だから、正座を目標にすることはないですよ。」
とのこと。
リハビリの緩さといい、
正座に対する認識といい、
私が(ネットで)得た情報とは全く違うが、
信じるべきは目の前の先生なのだろう、と思って、
無理して曲げようとするのはやめた(笑)
装具を外すのはまだ先、と言われてちょっとガッカリだったけれど、
普通に歩く分には全く不自由がなくなっているので、
診察の帰り、友達と待ち合わせてちょっとだけお花見を楽しんだのであった。