何度か登っている金時山、今回は初めて足柄方面地蔵堂からアタックすることにす。
新橋駅で集合し、友人の車で東名高速を西へ。
しかし、すでに事故による渋滞でスタートが遅れる予想。
急遽厚木から小田厚に入って、大井松田方面を目指すことに。
午前8時40分過ぎ、目的地である夕日の滝キャンプ場に到着。
キャンプ場駐車場に車を停めさせていただき、午前9時、出発。
歩きやすい緩やかな斜面を登っていく。
途中何度か沢を渡渉する。
大雨の影響か、深くえぐれた部分も多かった。
一瞬道がわからなくなるような場所もあった。
尾根に上がり、明るい道を進んでいく。
左手には金時山の勇姿が。
標高が上がるにつれ、霜柱が現れ、やがて積雪も出てきた。
約2時間ほどで休憩地点猪鼻峠に到着。
目の前に広がる御殿場の町並みとそれを包み込むような大きい富士山。
清々しいお天気だったが、やはり雲はまとわりついている。
金時山山頂に向けての最後の急登に向け、気合を入れる。
硬く締まった雪が薄く積もり、慎重に足を運ぶ。
まだアイゼンを着けなくてもいける感じ。
はしごのような階段を12個クリアすると山頂に着くらしい。
十二支を励みに進む。
山頂到着。残念ながらやはり富士山のてっぺんには雲が。
とりあえず金時茶屋にお邪魔して昼食をとることに。
さて、きのこ汁を注文しようかな…。
？
随分待ってる人がいる。
どうやら茶屋のスタッフが不在で調理が出来ないようだ。
年を重ねた金時娘さんも、あまり体調が良くないご様子で、
「早く登って来たよ！」とケータイに向かって怒鳴っている。
きのこ汁を諦め、そそくさとおにぎりを平らげ下山することに。
凍った急斜面を下るにあたり、アイゼンを着けようかと思ったが、しっかりした手すりやロープがあるので、着けないで下りた。
猪鼻峠から先は足柄峠方面に向けて林道を下っていく。
ゲートの近くには数台の車両が。
ん？ここからなら山頂アタックも楽々なのでは？
そこから私たちは夕日の滝に向けてさらに下って行く。
道標がたくさん設置されているので安心して進むことが出来る。
沢の音が近づくと、
無事ゴール。
ほぼコースタイム通り。
そしてオプションとして夕日の滝を見学。
マイナスイオンを浴びた後、日帰り温泉あしがらの湯へ。
リラックスしたあとは渋滞を回避して須走口から中央道で帰京した。
渋滞も無く快適なドライブで、2016年のお山納めを締めくくることが出来た。
