モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2018.2.4浅間嶺~払沢の滝

払沢の滝が完全結氷した、というニュースは、1月28日のこと。

新しい山仲間を加え、私のモチベーションも上がって来たところで声をかけてみたところ、3人の仲間の都合が合ったので、滝と絡めて浅間尾根の美しい稜線を歩いて来た。

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武蔵五日市駅を9時に出る数馬行きのバスは、払沢の滝人気もあって 2台運行された。
1時間近く乗車するので着席したいところだったが無事座れ、下車する浅間尾根登山口まで50分ほどクネクネの道を進んで行った。


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降車して身支度を整える。
バス停近くのトイレも水洗でとてもキレイ。
道を少し戻ると尾根への入り口がある。

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橋を越えて急な車道を上がって行く。


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日帰り入浴施設ができる施設があるらしい。
看板も新しい感じ。
今日は冬季休業で営業していなかったので、美味しそうな湧き水だけ頂戴する。


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10分ほど歩いて、急な車道が終わり山道に入る。
雪もこんな感じ。
温かいためか、雪も解けてグシュグシュ。しかしアイゼンを付けなくても歩きやすい。

今日のコースは、この尾根に出るまでが一番急であるので、
一気に登ってしまう。

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キラキラした日差しの中、尾根道を軽快にすすむ。

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猿の手形があると言う猿岩に到着。
猿の手形を探してみるが、全くわからない(*_*)


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標高差も無く、穏やかなお天気の中尾根道を進んで行くと、雪の状態も新しく深くなって来た。
途中やや角度のある下りの斜面もあったが、ロープも取り付けられていたのでまたアイゼンを付けなくても歩けた。


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予定では2時間で浅間温泉展望台に着くはずだったのだが、
12時の時点でまだ尾根道。
それもそのはず。
やはり雪の道は普通に歩くより時間がかかる、ということと、

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左手に広がる素晴らしい眺望!
御前山から大岳山の峰々がはっきりくっきり。

この場所はちょうど伐採地であるのか、本当に見晴らしが良く、気持ち良かった。

間も無く13時、というところでやっと展望台分岐に到着。

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踏み跡は山頂を巻く方がしっかり付いていたが、
やはりここは山頂を踏まないと、と斜面を登る。

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山頂は地味で、小さな看板が木にかけられているだけ、という情報だったので、キョロキョロしながら進むと、仲間が見つけてくれた。

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たしかに地味だ(笑)


ここからすぐ先に浅間神社奥の院

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そして展望広場に到着。

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お手洗いを済ませ、展望台までひと登り。

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時間が遅かったためかテーブルも空いていたのですぐさまランチにする。
今回のサプライズは瓶のまま持ち込んだホットワイン

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固形燃料であたためるにはちょっと時間がかかってしまったが、
程よく身体を温めてくれた。

間も無く2時になろうとする頃、アイゼンを着けて下山開始。
展望台から下る道すがら、フワフワの雪にダイブした人の形をたくさん見つけた(笑)

友人も顔型を(笑)

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日差しも傾いて来たので、時坂峠まで黙々と下山する。

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間も無く3時というころ、峠の茶屋、そば処みちこ、に到着。

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たしかに風情のある古民家だ。
いつかこちらのお蕎麦をいただきたいものだ。


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時坂峠を越えて、車道を歩いていく。
ここからの車道歩きがちょっと退屈だった。

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車道と民家の軒先の道を交互に歩き、

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午後3時半、払沢の滝駐車場に到着。
まだまだ駐車場は満車状態。

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チップの敷かれた歩きやすい遊歩道を歩くこと約10分。

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本日のメインイベント、払沢の滝到着。
残念ながら完全結氷ではなくなっていたが、
滝の大きさと迫力ある音はまさに日本の滝百選に選ばれるだけあるものだった。

さて。
滝も満喫し、帰ろうか、とバス停に寄ったら、
まさかの“4時台バスの便無し!”
予定ではもう少し早く降りて来るはずだったので、リサーチ不足である。


そこから10分ほど歩き、本宿役場前というバス停で4時40分のバスに乗り、
5時過ぎ、武蔵五日市駅に着いたのであった。

さらに、ここからの電車の乗り継ぎも悪く、そう言った面ではタイムロスが多かった今回の山行ではあったが、

稜線からの美しい景色と、凍った滝の清冽な美しさに、
充実した山歩きを実感したのであった。