年内にもう一回登れそう、と思って声をかけたら、久しぶりの仲間も行けることになり、それならば、と出かけたのが奥高尾縦走。
温泉好きの友人のために、ゴールは極楽湯プチ忘年会、というプランでスタート。
と言いつつ、寝坊とか乗り過ごしとかで集合が遅れ(笑)、駅併設のカフェで30分ほどのんびり過ごす。
小仏行きのバスは20分に1本は出ているのであわてずにアプローチ。
9時に登山スタート。
流石に山に近づくと寒い。靴紐を結ぶ指先が凍えてくる。
早く自己発電しなきゃ!
景信山にこのコースで登るのは久しぶり。
かなりえぐられてざれた斜面はすぐに息が上がって来る。
しかし、葉の落ちた森の中は木漏れ日が眩しくて気持ち良い。
60分ほど登り、北高尾方面からの合流地点に到着。
幾人かのハイカーが補給休暇中。
空の近さを感じながら先を進む。
野草天ぷらは、市場がお休みのため食べることが出来なかった。
なめこ汁を飲んで景色を堪能。
さて、休憩もほどほどにここから高尾山までの道を巻き気味で進む。
一丁平からは綺麗な富士山。
そしてここから美しい“シモバシラ”の群生地が始まった。
知らないで通ったもみじ平の北側の巻き道。
しかも、霜柱という現象ではなく、いわゆる“氷の華”と読んでいた現象が、シモバシラという植物に現れる物だということも始めて知った。
高尾山方面から歩いて来るシモバシラ目当てのハイカーとたくさんすれ違い、
私たちも高尾山山頂へ。
しかし、本当に混んでいるなぁ!
そそくさと証拠写真を撮り、
稲荷山コースを下る。
午後2時過ぎに極楽湯に到着し、ゆっくり汗を流す。
食堂も混んではいたが、なんとか座席を確保してプチ忘年会。
特大のジョッキを2回空にして、今年の山を締めくくったのであった。