激務に勤しむ仲間から、GWどこか登りに行きたい、との要請。
よし!とそれほど混まない近場の低山を張り切って探す。
ここは関越道を北上しているとシルエットが個性的で気になっていた山。
なんと、奥武蔵では[外秩父七峰縦走ハイキング大会]のコースにもなった親しまれている山だった。
東武東上線小川町駅を8時16分に出るバスに乗れるよう時間を決めたが…
やはりGW!
のっけから読みを間違えた。
いつも大霧山に行く時はガラガラだったし、混んでる時は臨時便が出る、と思っていたイーグルバス。
激混み💦
7時50分過ぎにバス停に行っても、すでにもう乗れないことがわかる人数が並んでいた。
今日は4人パーティーだし、ここはタクるか?
満場一致でタクシー決定(笑)
しかも、この決断もあと一歩遅ければタクシーも出払ってしまうところだった。
時間をお金で買って💰、ノンストップでバスの終着地点白石車庫まで。6000円也。
ここから乗車したことは何度かあったが、意外としっかりしたバス停で感心した。
身支度を整え、大霧山とは反対の方向へ8時45分歩き始める。
ちなみにバスはまだ到着していない(笑)。
キラキラの新緑が一歩一歩に力をくれる。
案内板に従い民家の横を通り抜け山道へ。
割とすぐに祠があったので本日の行程の無事を祈る。
今日は絶景が望めるルートだったが、稜線に上がるまでは地味なアップダウン。
今日は久しぶりに山を歩く仲間もいたので休みながらのんびりと。
稜線に上がると縦走コースのため道もよく踏まれ、たくさんの登山者がいた。
リサーチしたところ、今日は笠山の開山式が山頂の神社で行われるらしい。
あまり開けていない山頂を一旦スルーして、神社へ。
その大きさの割にたくさんの人が集まり、祈祷?順番待ち?をしていた。
御朱印もいただけたらしいが、ずいぶんと並んでいたので今回は却下。
神社の人混みを抜け、少し戻ると登りたくなる岩が(笑)。
おお!絶景ではないか!
参拝を終えた人たちが続々と来たので惜しまれつつ譲る。
さて、山頂にもう一度到着し、写真などを撮ったあと、稜線を少し戻って、さらにガクッと斜面を下っていく。
ザレているので滑りやすかった。
一度林道にでて、そこから登り直す。
旧道と新道があるが、旧道はやや荒れ気味。
鳥のさえずりが賑やかで、新緑の輝きとともに、山が生き生き✨しているのを感じる。
笠山から約1時間歩いた11時30分、道はとても開けた場所に出た。
パラグライダーの拠点らしい。
寄居方面の街並みを見下ろす。
気持ちいい!
本日二座目、堂平山到着。
山頂には、知る人ぞ知る出張カフェがオープンしていた。
ちょうどお昼時ということもあり、草もちやらスコーンやら、プリンやら(笑)
主食ではないものをドカ買い(笑)
山頂には天体観測所があり、何を隠そう車で来られる(笑)。
ライダーやサイクリストがたくさん集っていた。
気持ちいい風を全身に受け、日焼け止めを塗り直して(笑)12時40分、休憩終了。
山頂にあるキャンプ場で山バッヂを購入し、次なる目的地剣ヶ峰を目指す。
…と歩き始めてまた写真タイム(笑)
ルートはまた樹林へと入った。
しかし、ところどころに七峰縦走大会の案内板がでていて迷うことはない。
堂平山から約15分で剣ヶ峰到着。
しかし、アンテナ棟があって隅に追いやられている感じの石碑。
眺望もなかったのでそのまま先へ。
13時16分、白石峠到着。
お茶店があり、サイクリストが大勢ソフトクリームやかき氷を食べていた。
30分ほど歩くと山道はやがて舗装路へと変わった。
早々に水場発見。
自宅用に500mlほど汲んで帰る。
水場から約15分でスタート地点でもある白石車庫バス停に到着!
素晴らしい時間配分で歩けたのではないだろうか。
バスが停まっているけれど…。
実は本日の目的はまだあった。
大霧山に行った時必ず寄っているうどん屋さんに行く、ということ。
しかし、山歩きが久しぶりの仲間もおり、時間が読めないな、とあまり期待しなかったのだが、充分だろう。
お店に問い合わせ、品切れ(玉切れ)になっていないか確認すると、ちょうど4人分あるとか。
定峰峠に向けて舗装路を登っていく。
15分くらい歩くかと思ったらその半分の時間であっという間に鬼うどん到着!
みんなにぜひ食べてもらいたかった“きんぴらうどん(冷)。
バスの時間に合わせて余裕を持って平らげ、
お馴染み小川町駅近くの温泉【花和楽の湯】でさっぱりして、お互いの健闘を讃えあったのであった。