帰宅した瞬間から主婦としてフル稼働の生活に戻っている。
退院後初リハビリまでの5日間は、特に言われた訳ではないが、
◯膝のお皿まわりのマッサージ
(これをしないと膝の伸びが悪い)
◯横になってケガをした右足を曲げながら上げ、膝下をブラブラ。
(ふくらはぎの自重で屈曲角度が増える)
◯長座で座り、膝の曲げ伸ばし
◯長座で座り、膝の裏を床につける。
(膝の上の太ももの筋肉を締める感じ)
以上のトレーニングは日課としてやるようにしていた。
(ただし時間や回数は決めず)
しかし、理学療法士の先生のマッサージを受けないだけで随分と膝が固くなってしまったような感じがして、
今日のリハビリでどのように言われるかドキドキ。
「片松葉も慣れましたねー。」と挨拶代わりにいわれ、装具を外して横になる。
この段階では膝が曲がったままなので、早速先生の膝まわりのマッサージから始まる。
入院中はこのマッサージが痛みを伴っていたが、
今日あたりはとても気持ち良い。
膝まわりの腫れもだいぶ引き、触ったときの柔らかさも少しずつ戻っているように思える。
先生の魔法のような手技で、膝裏が台に着いたことを感じると、伸展の計測。
“ー5度。”
あと5度で0度(180度)、ということだろうか。
続いて屈曲のマッサージ。
先生に太い足を抱えられ、回しながらゆっくりと曲げられていく。
自分の力では曲げきれないのだが、
こうしてやってもらうとだいぶ曲がるようになったようだ。
屈曲の計測。
念願の100度。
「いいですね!曲がってますよ。」
可動域の確認をした後、膝まわりの筋肉に力を入れる訓練。
そして今回は台にもたれつつの膝の曲げ伸ばし、という(高低差の少ないスクワット)訓練も加わった。
曲げることは平気だが、伸ばすことがまだ不安だ。
立っていると体の重さが直に膝にかかるからか、
伸ばしきることが出来ないのだ。
おそらく筋肉が落ちたからだと思う。
「膝を伸ばす、というよりかかとで床を踏みつけるようなイメージで。」
とアドバイスを受けたので、それを意識して自主トレしたい。
あとは病棟の廊下を杖無しで歩き、歩行の状態を見てもらう。
これも、膝が伸ばしきれないので、スムーズにとは言えないが、安定して歩くことは出来ていると思う。しかし
「まだ片松葉を使った方がいいですね。」という診断。
以上がリハビリのメニューだったが、
最後に「手術してひと月たちましたっけ?」という言葉をもらうほど(実際は半月)、
自分の膝の状態は順調であるということを確信出来、安心することがてきた。
次回は一週間後。
自宅でのリハビリについて、特にメニューを組んたりはされていないが、
「自分でやっているかどうかは、触れるとわかるんですよ。」という先生の言葉を励みに、
自主トレを頑張りたい。
現在の膝の様子。
退院時に貼り替えたフイルムが剥がれてしまったが、もう必要ないほど乾いている。