天気の良さそうな日曜日。
キラキラと輝く秋の山を求めて、次に選んだのはこちら。
(下山後振り返って撮影。)
6年ぶり2回目のこの山。
中央線沿いに並んでいるこの2つの山は、駅から歩くことも出来るがアプローチが長く、私は鳥沢駅からバス(8時34分発)に乗って終点の犬目からスタートする行き方にしている。
しかも、バスの時間と電車の到着時間がぴったりなので非常に便利。
ふもとの集落を20分ほどグングンと進み、終点の犬目に着いたのは9時ころ。
支度を整えて、車道の先にある入口から山に入った。
地味なつづらの斜面をしみじみと登っていく。
6年ぶりとなるとほとんど初めてに等しく、わずかな記憶を思い出しながら歩いた。
一緒のバスに乗ってスタートした数人からどんどん抜かされる。
ペースもあがらないのが悔しい。
道標が立ついくつかのポイントを越えて、
10時25分、扇山山頂到達。
絶景!
清々しい景色が広がる。
扇山の山頂は広くて樹木も無く、ベンチもたくさんあっていつまでもそこに居たくなる。
しかし、自分の遅いペースのことを考えて、軽く補給したのちに先へ進むことにする。
ガンガンと下って行く。
尾根伝いにつながっているわけではないので、登った分下って、また登り返すわけだ。
それがこのコースの肝である。
高度を下げると平坦な道になり、ぐるっと回る感じでコースがつけられている。
約1時間20分ほど歩くと、2つ目の百蔵山の斜面に取り付く。
ここから約30分ほど斜面を登り
12時20分山頂到着。
思っていたより縦走路が長かった。
百蔵山の急斜面はなんとなく記憶にあったけれど。
百蔵山はたくさんの人たちで賑わっていた。
私も大月の街を見下ろす場所でゆっくりお昼休憩。
昼を回って残念ながら富士山は雲に隠れてしまった。
約30分ほど休み、猿橋駅に向けて下山を始める。
南に面した歩きやすい斜面を30分ほど下ると水場があり、自宅へプラティパスに汲む。
そして、その先に分岐点があり、私は親切な登山者から無料のトイレの方を案内され、左手に進んだ。
するとそこはすでにお寺かなにかの敷地内のようで、すぐに舗装路になった。
猿橋駅に近づくと案内板がたくさんつけられていた。
ふもとにある総合スポーツ施設の駐車場に車を置いてピストンする人もいるらしい。
舗装路を歩くこと約50分。ようやく駅前にたどり着き、コンビニでご褒美を買い、約30分後の電車を待ちながら乾杯したのであった。