モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2022.6.26-27テン泊初め黒百合ヒュッテ&にゅう②

気がつけば4時間以上も宴会をし、倒れ込んだテントの中はパレットのおかげでとても快適。

しかし、夜中は思いの外強風にさらされ、バタバタするテントの音で何度か目が覚めてしまった。

 

夜中の3時ころお手洗いに起きると、テン場は真っ白だった。

早朝に登れたら行くつもりだった天狗岳は当然無理と判断し、朝はのんびりと過ごすことに。

 

8時30分出発、を決めてそれぞれのんびりとした朝を過ごす。

 

強風だったので私はテントの中で換気に留意してポタージュを作り、菓子パンと魚肉ソーセージの朝食をとった。

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仲間たちは強風の中、昨日の宴会場で朝食を食べていた。
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時間に間に合うよう撤収を始める。

強風にテントが飛ばされないよう気を使って自分のは上手く畳めたが、

仲間のうちの1人が見事に飛ばされてしまった(笑)

稜線のテント場だったら完全にアウト。

これも経験だ。いい勉強になった。

面白かったけど(笑)

 

 


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小屋泊の方に教えていただき、

唐沢鉱泉方向への道端に一輪咲いた黒百合を写真に収め、
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8時30分、テント場を後にする。
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今日はにゅうを回って白駒池から駐車場へと下る予定。

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霧が緑を濃く描き、北八ヶ岳の森を味わいながらじわじわと下っていく。

標高が下がっていくと、雲を抜け、樹木の向こうに町が見えたりした。

 

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テント場を出て1時間半ほど、

 

 

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人の声が聞こえ、樹林の切れ目から見えたあれが“にゅう”だ!
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ザックをデポし、身軽になってテッペンに向かう。

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10時10分山頂到着!

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諦めていた眺望が、こんなにもひらけるとは!!

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山頂でひとしきりはしゃいで写真を撮り、

10時35分下山する。

「こんなに楽しいテッペンだと思わなかった!」という仲間の言葉が嬉しい。

 

 

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山頂直下の木の根が張り出した岩場を慎重に下り、

白駒池への直下降コースと稲子湯迂回ルートとの分岐点に着いたのは10時45分。

さて。

どうしようか?

 

この先もこのような岩場が続くことを考えると、重いザックを背負って歩くのは危険と判断し、稲子湯迂回方面へ。

こちらは傾斜の緩い森の道だった。

 

 

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約1時間ほどで直下降コースとの合流地点に到着。

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大きな石のゴロゴロした道がおそらく湖畔まで繋がっているのだろう。

滑らないよう慎重に歩く。

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白駒池着いたらで何食べる?なんて話しながら歩いていたらお腹が空いたので(笑)、

倒れた大きな木に腰掛けて休憩を取る。

なかなか辿り着かない白駒池(笑)

 

すると目の前を一組のご夫婦らしき方々が通り過ぎた。

この方たちは、にゅう直下の分岐点で、直下降コースを歩いて行かれたのだった。

どっちが早いだろう?と気になっていたので、自分達の方が早かったことを知った。

急がば回れ』ということか。

 

休憩を終えしばらく歩くと

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絵本のような風景に出くわした。

白駒湿原だ。

ぽっかりと浮かんだ白い雲が可愛い。

 

ここから約10分でやっと白駒池に到着。

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湖畔沿いの木道を歩き、

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12時35分白駒荘到着!

観光バスが寄ったようでちょうど小屋の前は賑わっていた。

ここでソフトクリームを購入。

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カフェや売店も充実していて、快適そうな山小屋だった。

 

さあ、駐車場まであとわずか。

ザックの重さを愛おしく感じながら

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13時18分駐車場到着。

お疲れ様でした。

ここは土日専用の臨時駐車場だったので、残った車は我々の1台のみ。

今日の分の料金を支払って近くの温泉縄文の湯で気持ちよく汗を流し、

中央道八ヶ岳PAでタンメンを食べ、帰路に着いたのであった。