6月中旬、とうとうコロナにかかってしまった。
人生最高ではないかと思えるほどの高熱と激しい頭痛で3日間寝込み、流行り病(やまい)の洗礼を受けた。
その後、熱と頭痛は治ったが嗅覚が無くなり、しばらく食欲も湧かず、発症して1週間経った頃には少しばかり体重も落ちていた。
落ちたのは体重だけではない。
1階分の階段を上がるのもしんどく、エレベーターを待つ間立っているのもつらかった。
6月はそんな感じでとても気持ちが山に向かなかったが、7月に入って気持ちが上向きに。
最初は八ヶ岳付近の山に登ろうかと思ったけれど、残念ながら天気が悪そうだったので、
リハビリ&トレーニング(&デトックス♨️)と割り切って近場の有名な低山へ向かうことにした。
朝8時39分相模湖駅発のバスに間に合うように家を出る。
10分ほどで登山口である千木良バス停下車。
このコースは約5年ぶり。
汗をたくさんかきそうだな、と思いながら8時50分歩き始める。
登山口にあるお茶屋さんはしばらく休業との張り紙。
さあ楽しい時間の始まりだ。
緩やかだけど確実に標高を上げる斜面。
東海自然歩道に指定されており、とても歩きやすい。
もっと足元がぬかるんでいるかと思ったらそうでもなかった。
左の二の腕を蚊に刺されたらしい。
慌てて顔の周りに虫除けスプレーする。
それでもブンブン丸は想像よりは煩わしくなかった。
今年最後かな、と思いながらシャッターを押す。
歩き始めて1時間15分
小仏城山山頂到着。
10時過ぎという時間もあってか、登山者よりトレイルランニングの人の方がたくさんいた感じ。
ベンチに腰をかけ、家から凍らせて来たクエン酸ドリンクを取り出すが、全然溶けてなかった💦
この時期の城山といえば名物がある。
注文する人が途切れず機械は回りっぱなしだった。
私は待ち合わせが万券しかなく、ここで使うのは迷惑だと思い、名物は食べずに先へ進むつもりだった。
しかし、今後いつ夏の城山に訪れるかわからない。
途中まで降りた階段をもう一度登り返し、お店の人に「一万円札なんですけどいいですか?」と尋ねてみたら、思いの外快く受け取ってくれ、私は無事に純氷のかき氷をいただくことが出来た。
これで並サイズ。
シロップかけ放題というのが嬉しい。
ふわふわの表面にシロップをかけてすくう、というのを繰り返す。
半分ほど食べたらかなり体も冷えて来た。
氷の表面も意外に全然溶けない。日差しが無い分気温が低いのかな、なんて思った。
10分ほどで完食し、大満足の気分で先へ向かった。
城山から高尾山へ。
ここは階段や木道が整備され、歩きやすい遊歩道だ。
たくさんのランナーやトレッカーとすれ違う。
今日みたいな天気のすぐれない日に山に来るもの好きは私だけではなかった(笑)
一丁平、もみじ台、とトレーニングなのでちゃんと歩き(笑)、
11時19分高尾山頂到着。
最後の階段でまた汗が噴き出る。
しかし頭の中はこれでいっぱいだった。
少し誇らしげに缶を開ける。そして一気に流し込む!
凍らせたクエン酸ドリンクが良い保冷剤となって、とても冷えていた。
今日もコンビニに寄れず、行動食は相模湖駅前のいかりやというお土産屋さんだった。
カロリーの高そうな(笑)ものを購入し、クラッカーはここに来るまで食べ尽くした。
つまみはおせんべい(笑)
予想より順調に山頂まで来れたので、あとは温泉でデトックス♨️
空き缶を潰してリュック にしまい、今日は薬王寺を通って2号路で下山することに。
いくらケーブルカーがあるとはいえ、この季節の高尾山は蒸し暑くてたまらない。
それでも登山者や観光客がたくさん参詣していた。
2号路は足場の悪い急登だ。いつもは琵琶滝の方へ降りるが、今日は高尾病院の方へ降りてみた。
10分もたたずに高尾病院横の登山口に到着。
琵琶滝経由よりも早かった。
12時33分清滝駅到着。
さらに賑わう駅までの道をサクサク進み、
混雑する少し前に温泉をいただくことが出来た。
下山口に日帰り入浴♨️の施設があると本当に嬉しい。大倉にも欲しいところだ。
ちなみに、3時頃にお風呂屋さんを出ようとしたら、受付は大混雑でしっちゃかめっちゃかだったので、土日は時間が勝負。