モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

蝶ヶ岳テント泊②

午後4時の蝶ヶ岳ヒュッテは賑やかだった。
夕食の支度をしながら受付を行うスタッフさんの器用さにいつもながら感心する。

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さ、チェックインも済ませたことだし…

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とりあえず…
乾杯!

テント装備を持たない彼女が今回は食事担当。
500缶を6本担ぎ上げてくれた👍

登頂の達成感とほろ酔い気分でテントを組み立てることの楽しさよ✨
汗冷えしないように交代で着替える。
食事の準備も順調のようだ。

本日のメニュー。

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まさか山で餃子と小籠包が食べられるとは!
ピラフもベーコンの程よい塩味が絶妙で、
今日も最高の晩餐にありつけた。

暗くなる前に、とサンダルで山頂アタック。

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何も見えません(笑)


気を取り直してさらに楽しい宴会。

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プラティパスランタンが暗闇の中素敵な夜を演出してくれた。

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ライトを変えればこんなムードにも。



今回はおつまみの量も的確で、
時間的にも気持ちよく終えることが出来た。
夜8時就寝。

夜11時にお手洗いで起きた時には安曇野の夜景と星空も拝むことが出来た。
朝はどんな景色に出会うことができるだろう、とドキドキしながら再び寝んだ。



朝4時起床。

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この東の空を見て、気持ちが高ぶって仕方ない。
昨日会えなかった穂高連峰の峰々は、どうなっているか…。




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上高地を流れる梓川は雲海に埋もれていたが、
穂高連峰の険しい稜線は鮮やかに浮かび上がっていた。

やはり、雨オンナという自分の運命と
昨日の天気からして、
このようなサプライズを与えられるなんて、


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思わず雄叫び(笑)




しばらく撮影大会が続き、そのあと絶景を見ながら朝食。

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贅沢なカップラーメン(笑)。

後ろ髪をひかれながら撤収に入る。

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思いがけず日が差している。



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必ず再び来ることを槍ヶ岳に誓い(笑)、
午前7時45分.蝶ヶ岳の山頂をあとにした。




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山頂直下のお花畑は本当に美しい。
花の名前がクマユリ以外わからないのがワタシクオリティ。



登りで3時間以上かかった急登を、約2時間でまめうち平着。
下り万歳。

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昨日はこの先の急登の印象が強すぎて、
まめうち平までの道のりのことが全然思い出せなかった。
最初こそ段差のある斜面があったが、
そのうち岩もなくなり、小砂利に滑らないよう気をつけながら進んだ。


力水到着。

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自宅用に水を汲み、冷たーいお水で顔を洗う。
爽快である。


平日のためかすれ違う人にも会わず、
午前11時過ぎ、三股登山口到着。

お互いの無事を讃え合いながら駐車場まで約30分歩く。

森の広場には私たちの車と、もう1台しか残っていなかった。



足の裏の、親指のあたりや、ガクガクの膝、
フラフラの体にムチ打って、
入浴施設【ほりで~ゆ~】へ。

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平日ということもあり、渋滞にはまることなく自宅に着いたのは、夕方5時半であった。

今朝の穂高連峰絶景は、夢だったのかもしれない、と思いながら瞬く間に現実に行き戻されたのであった。