一足早く春を告げてくれる鮮やかなピンクの河津桜が大好きで、いつか行きたいと思っていたこちらについにアタックすることができた。
この時期、東名高速の大井松田付近を走っていると突如現れるピンクの斜面。
ここは神奈川県松田町にある西畑平公園。
ミニSLやハーブガーデンなどがあり、夜景も綺麗な観光スポットで、約360本の河津桜が植えられている。
ちょうど見頃を迎えたこの日、朝目が覚めると雨が残っていたけれど、
回復するという予報を信じて9時に新松田駅集合。
のんびりと町中を約20分ほど歩いて高速道路の下をくぐると桜の斜面入口。
今はおまつり期間中なので協力金200円を支払って入山する。
桜のトンネルとなった歩きやすい斜面をつづらに登っていく。
菜の花も見頃を迎えてコントラストが可愛い。
あっという間に中腹のハーブガーデンに到着。
ここまで自動車で上がってこられるらしい。
今日はいくつかテントが張られ、出店の準備に忙しそうだった。
顔出し看板で記念撮影し、少し頭の隠れた富士山の雲をどかそうとフーフーしたりして遊んだあと(馬鹿)
私たちはさらに先の目的地へと向かった。
ここから少し足を延ばせるハイキングコースとして紹介されているのが、最上寺史跡公園。
コースタイムは約70分ほどと紹介されている。
庭先のような山道を進んでいく。
途中、舗装区間もあり、やや退屈をしたが、11時15分、公園到着。
山に囲まれているが、ちょうど陽が当たる時間だったので、苔に覆われた緑がとても豊かに感じられた。
さて。
ここから少し登ると、山と高原地図には載っていない、松田山というピークがあるらしい。
そこを探しながら稜線に向かってさらに登っていく。
ここから西方向へ進むと高松山への縦走ルートとなる。
その途中に松田山のピークはあるはずなのだが…。
隣接のチェックメイトCCの方や、高松山の方まで足を伸ばしたものの、ピークが結局見つからず、
私たちはそのまま桜まつり会場まで下山することに。
正午近くになると、強い風が吹き始め、富士山もすっかり雲の中。
苔の生えた舗装路に時折足を取られながら、たどり着いたまつり会場の休憩テントで、
久しぶりの足慣らしにはちょうどよかったね、とお互いを労ったのであった。