激務に忙殺されている友人たちが揃って休みが取れたと言う。
それならば行くしかない!
どこへ?
散々迷った結果、3人いればタクシーも怖くない(笑)と言うことで。
9時集合で横瀬駅で待ち合わせ、待機していたタクシーに第一鳥居登山口まで運んでもらう。
15分2020円払ってもこれは短縮したい車道歩きだ。
登山口駐車場は間も無く満車と言ったところ。
陽が当たらず踏み固められた残雪に気を配りながら9時21分歩き始める。
沢沿いの道はこのところの寒さで一斉に凍った様子。
しばらくはコンクリートのタタキを歩いて行くが結構角度がついている。
いつもなら体も温まってくるのに、今日は指先が冷たいまま。
40分ほど歩いたところにある不動滝もほぼ凍結。
水場をあてにしている人は注意。
ここから山道らしい情景となっていく。
10時40分大杉広場到着。ちょうど半分くらいのところかな。
大きな樹からパワーをいただき、補給休憩。
友人が買って来てくれたコンビニスイーツが美味しい。
じっとしていると体が冷えて震えて来たので早々に出発。
樹林の中に作られた道は山頂にある御嶽神社の参道だ。
杉林の中、眺望に変化はないが、時折歴史を感じる巨木が現れてパワーをくれた。
大杉広場から約1時間、山頂到着。
神社のある山頂は眺望はないがとても広い。
そして私たちは現在の山頂標が立つ神社の裏側へ。
よく冷えた今日は冬らしい澄んだ景色が見渡せた。
景色を堪能し、神社まで戻って昼食にする。
今日はこの後お風呂に入って帰るので、お昼は簡単に食べられるものにした。
それぞれお腹を満たし、12時25分秩父鉄道浦山口駅に向けて下山を開始する。
昭和60年の看板。
北側の斜面は雪が残り、時折急なところがあって足元に神経を集中させる。
珍しく鹿さんが。
標高が下がり雪がなくなっても、急なザレ場は慎重に。
この看板も古いなぁ。
水場、今もあるのだろうか。
桜の木じゃない?と思いながら平な道で歩が進む。
この案内板は新しめ。
結構な急登はまだ続く。
先ほど外国人ファミリーが登ってくるのとすれ違ったけれど、
あの軽装の人たちもこの急な斜面を登って来たのか。
タフだな。
標高がさらに下がり、緑が心に暖かい。
眼下には沢の音。
川の流れさえも止めてしまう寒さ。
あとは緩やかな道を駅へ向けて。
名前のない滝も美しい。
2019年の大雨で崩落したところ。
端っこは通れるようになっていた。
ここからは長い林道。
浦山口駅手前にある橋立観音に着いたのは14時40分だった。
15時06分の電車に乗るため、通り過ぎる。
14時50分浦山口駅到着。
クラッシックな無人駅。
予定通りお花畑駅からまつりの湯へ。
1時間後の特急のチケットを確保し、サクサクと汗を流して体を温め、大好きなラヴュー車内で打ち上げをしながら帰ったのであった。