モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2023.11.25杓子山

御殿場にある人気のキャンプ場が運良く取れた。

ではどこの山に登ろうか、と考え、

集中工事で渋滞中の東名沿線を避け選んだのは、友人の希望でこちら。

 

f:id:jzm02454:20231208113210j:image

(2023年4月12日撮影)

 

 

土曜日早朝に自宅まで迎えに来てもらい、渋滞前に東京を抜ける。

都心は冷え込む予報で、空もなんだかどんより。

しかし中央道沿線の山々はまさに紅葉🍁の見頃で

きっと山々も賑わっているだろうな、と思った。

 

f:id:jzm02454:20231201141205j:image

(伝わらない写真💦)

 

 

この山はたくさん登山道があるのだが、このあとキャンプのための準備があると考えると、登山口に日帰り入浴をやっている宿があるこのルートが一番ふさわしかったので、今年4月に登った同じルートを辿ることに。

 

中央道西桂スマートインターを降り、里山の景色が広がる集落を進み、

8時40分、不動湯に到着。

噂どおり森林が切り拓かれ、駐車場が増えていた。

横着をして一番宿に近い場所の端っこに車を停めたが、かなり上の方まで駐車スペースは作られていたようだ。


f:id:jzm02454:20231201141438j:image

8時55分、登山スタート。

4月に来た時はこの登り始めで道をしくじったけれど、切り拓かれているとわかりやすく、ここを登ればよかったのか、と答え合わせ。
f:id:jzm02454:20231201141251j:image

本来ならこの方向に富士山が見えるはずなのだけれど…。
f:id:jzm02454:20231201141119j:image

そして見覚えのある【健脚コース】入口。
f:id:jzm02454:20231201141136j:image

通称【Zルート】とも言われるこのコース、確かにZのようにツヅラで標高をあげて行くが、健脚を問われるのは尾根に上がってから。
f:id:jzm02454:20231201141202j:image
f:id:jzm02454:20231201141132j:image

心の眼で見る。

f:id:jzm02454:20231201141243j:image
f:id:jzm02454:20231201141230j:image

アンテナ塔を過ぎたあたりからずりずりの坂道が始まる。
f:id:jzm02454:20231201141226j:image

トラロープが設置されているだけ親切なのかもしれないが、

ここが丹沢とかだったら、間違いなく階段が設置されているだろう。(と前回も書いたかも(笑))
f:id:jzm02454:20231201141213j:image

f:id:jzm02454:20231211150442j:image
f:id:jzm02454:20231211150438j:image
途中いくつか訪れるビューポイント。

ホントに今日は残念だ。
f:id:jzm02454:20231201141302j:image

急登好きの同行者からも、満足のコメントをもらい、
f:id:jzm02454:20231201141310j:image

 

10時50分山頂到着。

標高が高いだけあって、指先が冷えて痛く感じた。

足元は霜柱が溶けてぬかるんでいる。

f:id:jzm02454:20231201141234j:image
f:id:jzm02454:20231201141123j:image

入れ替わりにベンチに座ることができ、そこでカップラーメンランチ。

これからの季節は、やはりお湯は沸かした方が美味しく出来る。

f:id:jzm02454:20231211151130j:image

温かいものをいただいたとはいえ、どんどん体が冷えて来たので、早々に切り上げ、

11時20分下山を開始。
ここも、富士山を眺めながら歩けるルートなのだが。

f:id:jzm02454:20231211151322j:image

あとは下りだけ、と気持ちが軽くなり、今夜のキャンプ飯について話しながら標高を落としていく。
f:id:jzm02454:20231201141145j:image

途中にあるパラグライダー発着場。
f:id:jzm02454:20231201141254j:image

ここを過ぎると林道と細い道が交互に訪れる。

きっとパラグライダーの人たちは車で上がって来られるのだろう。
f:id:jzm02454:20231201141247j:image
f:id:jzm02454:20231201141238j:image

枯れた沢の砂防堤を進むと、

 

おや!富士山の肩が!

撮れるうちに撮っておかねば(笑)
f:id:jzm02454:20231201141154j:image

不動湯の先、四駆だったら行けますよ、の駐車場の辺りから、ご覧のような紅葉が見頃だった。
f:id:jzm02454:20231201141222j:image
f:id:jzm02454:20231201141258j:image

荒れた林道を「こすった跡があるね!」と話しながら

12時45分、不動湯に下山完了。

なんと、富士山が全貌を表してくれた。

心の眼で見た姿より、本物は大きくて迫力があり、さすがであった。
f:id:jzm02454:20231201141116j:image

不動の湯は温泉ではないが、霊験あらたかな湧水を沸かしており、皮膚病に効くとか。
f:id:jzm02454:20231201141128j:image

 

コンパクトな行程でありながら、急登あり山カップラーメンあり、お風呂あり、の充実した登山を満喫し、

御殿場のキャンプ場へ。

電源サイトでホットカーペットを敷き、完璧な防寒対策で、

楽しい夜を過ごしたのであった。
f:id:jzm02454:20231201141141j:image

 

 

おまけ。

早朝にはまだお隠れだった富士山に、

また会えるなんて!

どれだけ徳を積んだのかしら私たち(笑)

f:id:jzm02454:20231201141218j:image