今月のテント泊登山は、北アルプスの某200名山のつもりで計画を立てていたが、どうやら台風のために天気が思わしくなく、
急遽変更した先が東北方面の尾瀬。
私は初めて行くエリアである。
変更を決めたのが2日前。
地図もない中で情報をなんとか集取し、キャンプ場の予約も取れ、
日曜日の早朝、霧の関越道をひた走った。
大清水駐車場に着いたのは8時前。
第1駐車場は満車、第二は半分ほど。
身支度を整え、登山届を提出して出発。
大清水から一ノ瀬まで、低公害車のシャトルバスが走っているのだが、
今日のゆるい行程を考えて“なるべく汗をかこう”ということで歩くことに。
もちろん途中何回も追い抜かされた(笑)
一ノ瀬まで旧道を歩く。
木道は朽ち果てているものもあったが、緑はみずみずしく、側を流れる小川のせせらぎが心地よい。
これは昆虫の仕業?
思わず手を合わせたくなってしまう(笑)
写真を撮りながら1時間以上かけて一ノ瀬に到着。
冷たく冷やされたトマトをいただく。
ここから尾瀬の核心部に入るため一山超える。
つづらになった道をゆっくり登っていく。
作られた階段は朽ちているものもかなりあった。
30分ほど汗を絞られ、乾ききった喉に岩清水の冷たいまろやかなお水が嬉しい。
顔も洗った。
さらに30分ほど進み、樹林帯の三平峠に到着。
荷物を降ろし腰をかけて補給休憩。
あと少しで目的地の尾瀬沼キャンプ場だ。
尾瀬沼に向かう下りの木道をお気楽に歩く。そして目に飛び込んできたのは…!
思わず駆け込んだ(笑)
泡を少なめにしてくれたオーナーの心配りに感激(笑)。
まだ力強い日差しの中、あっと言う間に干されていくグラス(笑)
さ、あと一息!
12時25分尾瀬沼ヒュッテに到着。
13時の受付開始を前に、きれいなウッドデッキで一服(笑)。
こんなに良いお天気だから、テント場も賑わうかと思いきや、
なんとチェックインは私たちだけ(笑)。
「どこでも好きなところ選んで張って下さい。」と、木札を受け取り、本日の寝床へ。
生ビールと缶ビールを開け(笑)、ご機嫌な私たちは、近くの湿原を散策に出かけた。
明日アタックする燧ケ岳もきれい。
平野家のお墓にもご挨拶し、誰もいない木道に寝転んだりして(笑)
尾瀬の気持ち良さを堪能(笑)
さて。お腹も減ってきた。
テントに戻ろう。
続く。