モモジリの旅

一回一回が大切な思い出

2016.5.14日光男体山

百名山ハンターではないのだが(笑)、昨日登って来たのは日光男体山
実はこの山、去年閉山後にトライして神社で返される、という苦い経験があり、
開山したら必ずリベンジしようと、年明け早々カレンダーにスケジュールを入れていたのだ。


北千住朝6時31分発の東武区間快速に乗る。土曜日ということもありかなりの人が並んでいたが、無事座れ一安心。
東武日光駅までは約2時間。

この電車、行き先の違う2両ずつの電車が下今市駅まで6両で走る仕組みにあっており、
私が乗った車両は会津方面に行く電車だったので、下今市で車両移動。
気をつけなければならない。

そしてたどり着いた東武日光駅で友人と待ち合わせ。
バスで1時間以上かかるところを40分ほどで目的地二荒山神社へ到着。ありがたい。

朝の気持ち良い日差しに包まれ、神社で入山料を払い準備完了。

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境内の裏から登山道が始まるが、一合目までは階段になっている。

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整った階段を数分歩くとそこが一合目。

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さらに手を合わせお参りして、本格的に始まる登山道を進む。
熊笹の茂る森の中、かなりの斜面をツヅラに進む。
最初からハードな斜面ですでに大汗💦

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石垣が見えたらそこは三合目。
ここから四合目までは舗装路を歩く。

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20分ほどで立派な鳥居のある四合目到着。
ここからが始まりという感じ。
最初のうちは土がえぐられ、崩れた道を滑らないよう気をつけて進む。

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ところどころ岩が出て来たな、というところで五合目到着。
ここにはトタンで出来た避難小屋がある。

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ここから先は樹林帯と岩場が交互に現れる。
でもまだ足場は土の方が多い感じ。

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次第に遠くなる中禅寺湖を眺め、自分たちを励ましながら登る。
そして六合目。
こここらはほとんど岩場という急斜面になる。ストックはしまってもいいかもしれない。

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七合目にもトタン屋根の簡易な避難小屋?がある。
ここで、まさかの雨模様になり、私たちも雨具を着用する。

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男体山の登山道の中で、七合目から八合目までが一番キツいと思いながら、まだ続く岩場と格闘。

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歴史を感じさせる大きな鎖があらわれたらそこは八合目瀬尾神社。
すっかり雲の中の八合目、お社の裏で少し休憩。
パワーをチャージして小雨のぱらつく中進む。
ここからは溶岩の崩れた砂れきの道になる。
土のうで補強されていても崩れてしまっている道は歩きづらい。

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森林限界ギリギリにある九合目。
さあ、あと一踏ん張り!

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中禅寺湖はすっかり雲の中(笑)

富士山を思い出す砂れきの道を、少しずつ少しずつ歩く。
時折ガスが晴れ、山頂が近いことを知らせてくれる。
止まらないで歩き続ける!

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山頂到着!コースタイム内で登れたので、キツかったけど自分を褒めてあげたい気分(笑)
賑やかな声が聞こえる。
私たちもランチにすることに。

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ガスに覆われると寒いが、一瞬の晴れ間でのぞかせる太陽は私たちに温かさとパワーを与えてくれた。

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ガスの中にも凛とした姿で立ち続ける刀。
いつかは青空のもとで写真に収めたいものだ。


お腹も満たしたところで下山。休憩時間を15分ほどオーバー❤

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眺望が無いので黙々と下る。雨に濡れた岩場は滑りやすく、一層注意が必要だ。
急斜面の岩場を下り終え五合目に到着。
しかし息つくまもなく、今度は土がえぐられたヌルヌルの斜面との格闘が続く。
インナーマッスルが鍛えられる感じ(笑)。

冷や汗をかきながら神社までの下山道に入る。
行きでは確認出来なかった二合目の道標を探しながら歩く。
この道も先ほどの雨のため滑りやすくなっており、思ったほどトントン進めない。

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目印になる巨大な倒木のそばに二合目道標発見。
ミッションを達成し、神社に入るところにある清め水で足元の土を流し、無事下山。

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私はそのあとご朱印と山バッヂを頂戴し、今回の目標を全てクリアすることが出来た。
やっぱりキツくてキツくてキツいお山だったけど、
苦しみのあとに訪れる達成感は、その分とても大きく、これだから登山はやめられないんだなー、と改めて思ったのだった。


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